ブックマーク / best1000.pico2culture.jp (31)

  • 第142回「おんたき茶屋(新神戸)/鍋うどん」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    初進出!神戸のディープな酒場めぐり【後編】 天国酒場 in 神戸 しばらく間が空いてしまったのですが、前回に続き、神戸編の後編です。 今回の関西遠征、人生で初めて神戸の街を訪れるにあたり、ワクワクしすぎて、おなじみ Google ストリートビューで、事前の散策を飽きずに繰り返していたんですが、それで見つけたのが「布引の滝」。 この滝については、「デイリーポータルZ」というサイトに「JR新神戸駅から徒歩5分の滝を見に行った」というレポートを書いたので、もしよかったら読んでやってください。 今回は、上の記事の最後でふれている「天国酒場」の詳細を惜しげもなくご紹介してしまおうと思います! てなわけで新神戸 徒歩5分と10分の場所に滝がある駅 実は事前のリサーチで、この滝のすぐ先に、滝を眺めながら一杯やれるらしいお店があることを発見しちゃってたんです。 今回、かなり時間の限られた関西滞在だったので

  • 第139回「石松(野毛)/血合い唐あげ」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    「野毛ちかみち」から直結のレトロビルで見つけた、立ち飲みの名店! えー、数ヶ月ぶりのご無沙汰となってしまってすみません、当連載。 完全に言い訳になりますが、実はこの度、僕が「監修」というたいそうな役をつとめている酒カルチャー雑誌「酒場人」の第3号が発売となりまして、 「酒場人 Vol.3」2017年1月31日発売! このを作るのに、昨年末からつい最近まで、それはもうかかりっきりになってしまってまして、なかなか他に時間を割くことができず、しばらくお休みをいただいてしまってました。 その間に行ったあんな酒場、こんな酒場の情報は、の中に何十軒分もレポートしてますので、もしよろしければチェックしてみてください! m(_ _)m さて題。 実は先日、生まれて初めて地上波の TV ってやつに出させてもらいまして、 「櫻井・有吉THE夜会」 俳優の風間俊介さんに、横浜で人気の飲みスポット、「野毛」

  • 第138回「まぁちゃん(高田馬場)/USAビフテキ」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    ひっそりとした飲み屋小路の2階に、馬場の隠れ家を発見! 先日、おなじみ大先輩ライターの安田理央さんを含む数人でのちょっとした打ち合わせがあり、解散後、光栄なことに安田さんと2人で「軽く飲んで帰りましょ」ということになりました。 場所は高田馬場。 安田さんの事務所は高田馬場にあるので、おすすめの店は数知れずなんですが、こういった機会もあまりなく、「よし、今日は2人ともまだ入ったことのないお店に行ってみよう!」ということになって、しばし繁華街をうろうろ。 決め手に欠けるまま「そういえばあっちの方にも飲屋街あるよなぁ」とたどり着いたのが、駅近くのとある路地。 駅の早稲田口を出てすぐ左を向いたところにある「幸寿司」とマックが入ってるビルの間を入っていったところ、というと馬場になじみのある方には伝わるでしょうか? ここがまた、昼間通れば見過ごしてしまいそうな小さな店がつつましやかに立ち並ぶ味のある通

  • 第137回「聚福楼(池袋)/羊の足の丸焼き」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    巨大な羊の肉塊を一心不乱にむさぼる貴重体験! 池袋駅の北口一帯は、場の方々が経営するお店が多数集まる、ちょっとした「中華街」状態になっています。 と、この連載のものすご~く初期、第9回の「楽楽屋」さんの時に書きました。 このあたりには他にも好きな中華屋さんがたくさんあるので、定期的に紹介していこうと思っていたんですが、なんとなく機会がないまま、なんと約130回ぶりの登場となってしまいました、池袋北口中華街。 「楽楽屋」も羊肉の美味しいお店でしたが、今回ご紹介する「聚福楼」さんはさらにインパクト絶大! まだご存知でない方にはきっと驚いてもらえると思うので、ぜひお付き合いくださいませ。m(_ _)m さてこの夏、第134回、第135回の関西ツアーでご一緒させてもらった漫画家のスケラッコさんが、池袋の「ポポタム」さんというお店で個展を開催するため、こんどは東京にやってこられました。 もちろん僕

  • 第136回「山利喜(森下)/煮込み玉子入り」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    3年ごしの悲願達成!「東京三大煮込み」ついに制覇! 38歳になりました。 普段あまり年齢を意識して生活していないもんで、人から突然「今いくつですか?」とか聞かれると、「えっと……36? 7? いや、8かも……」なんて曖昧にしか答えられないのですが、誕生日ということであらためて数えてみたら、間違いなく38歳でした。 客観的に考えるとなかなか大人な年齢ですよねー、38歳。 僕、いまだに自分が大人になったと1ミリも思えなくて、特に最近なんか、ご近所の移動の足はもっぱらスケボーだし、なぜか急にレゴにハマりだしてしまったし、この夏空前の虫捕りブームがやってきているし、はっきり言って成人する前に精神年齢の成長が止まってしまったんじゃないか? って気で心配しているくらいなんですが、とにかく世間的には誰がどう見ても大人と認定される年齢ということで(とっくにだけど)、いろいろがんばっていこうと思います。

  • 第128回「鳥勝(立石)/煮込豚足」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    今回の舞台は、この連載では初となる「立石」です。 立石といえば、関東の酒好きなら名前を聞いただけでソワソワしてしまう、いわば聖地。 安くてうまい大衆酒場の超名店が立ち並び、昼から飲める店も少なくない、酒飲みたちのディズニーランドなのです。 筆頭はやはり、もつ焼きの「宇ち多゛」でしょう。 メニューには「もつやき」としか表記されていないにも関わらず、「カシラ」「ハツ」「ガツ」「ナンコツ」「レバ」「シロ」「アブラ」「ツル」といった部位に、味付け、焼き方、お酢がいるかどうかなどを指定して頼む必要があるため、「ハツナマお酢!」「アブラ少ないとこミソよく焼きで!」などという呪文のような言葉が店内に飛び交っており、加えて希少な限定メニューもあったりするので、一見で入るにはそれは勇気のいる酒場です。 それゆえ、一部のファンの間では宇ち多゛へ行くことを“宇ち入り”なんて大げさに呼んだりもするのですが、思い切

  • 第124回「晩杯屋(大塚)/かき酢」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    今回の対談ゲストは、なんとあの全国の飲兵衛のカリスマ! 「酒のほそ道」の作者! ラズウェル細木先生! さらにパリッコの描き下ろし漫画「よっ太の酒日記 -立石ハシゴ編-」も収録され、これまで以上に充実の内容となっております。 また、この発売を記念して、4/18~30まで、中野タコシェさんで個展をさせてもらうことになりました! 詳細はこちらのページでご確認下さい。 4/18(土)発売となっております。 ■その2 パリッコのオリジナルLINEスタンプ「酒たぬき」の第2弾がリリースされました! 「晩杯屋(ばんぱいや)」という、関東の大衆酒場ファンには名の通った立ち飲み屋グループがあります。 元々は赤羽の超名店「いこい」で修行されていた方が独立し、武蔵小山に店を出したのが始まりで、大井町、大山、中目黒と順調に店舗を拡大されてきました。 最大の魅力は単純明快で、とにかく安くてうまい! これです。 ただ

    gooseberry0726
    gooseberry0726 2015/04/16
    第124回「晩杯屋(大塚)/かき酢」
  • 第123回「武蔵野園(永福町)/オムライス」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    これまでにも何度か、“酒場”と“天国”の間を行き来するような涅槃系の酒場をご紹介してきました。 「綱島温泉 東京園」や「たぬきや」などがその筆頭。 今回は、新たに出会ったそんな奇跡のお店をご紹介したいと思います。 バンド「nakayoshi group」のボーカルであり、絵描きとしても大活躍中のGoto Tetsuyaさんという方がいらっしゃいます。 Gotoさんとはイベントやその他の活動で共演したりしつつ、普通に飲み友達でもあるんですが、こないだも飲みながら話していて「武蔵野園というところがおもしろいですよ」という情報を頂きました。 「武蔵野園」は、東京杉並区にある「和田堀公園」に隣接する釣堀で、事処も併設されており、そこで軽をつまみながら飲むこともできる場所だそうです。 「なんか聞いたことあるな」って方も多いかもしれません。 実はここ、あの大人気漫画原作のドラマ「孤独のグルメ」のS

    gooseberry0726
    gooseberry0726 2015/04/02
    第123回「武蔵野園(永福町)/オムライス」
  • 第114回「魚介(大阪・京橋)/天然生マグロ」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    酒好き、かつ絵を描くことを趣味としている者として、自分なりのたぬきキャラくらい持っておかなくてはいけないだろう、ということで生み出した「酒たぬき」のスタンプです! 日常会話はもちろん、飲みのお誘いや、やんわりとしたお断りにも便利な内容で、40絵柄入り100円! よろしければ是非使ってやって下さい! どうぞよろしくお願いします m(_ _)m 酒たぬき - LINE クリエイターズスタンプ(LINE STORE 販売ページ) 「酒たぬき」パリッコのLINEスタンプ|LINEスタンプ検索サイト Stampers(スタンパーズ)(LINEスタンプ検索サイト Stampers 内紹介ページ)

  • 第112回「くさ笛(甲府)/きのこおろし」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    今回は、前回からの続きです。 よろしければこちら、 第111回「どてやき下條(甲府)/どてやき」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」 をご覧になってからお読み頂くと、流れがわかりやすいかもしれません。 さて、15時のオープンに合わせて一軒目の「どてやき下條」さんにお邪魔し、すでに満腹になった僕たちは、いったん宿に戻って一休み。 酔いも胃もこなれたところで再び街に繰り出すことにします。 時刻は18:30、外に出てみるとあたりはすでに真っ暗。 いよいよ昼間よりもディープさを増した、甲府中央の夜の飲み屋街にダイブしていきたいと思います~。 ちなみに前回、街の雰囲気を伝えるために、

  • 第111回「どてやき下條(甲府)/どてやき」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    毎年8月は仕事が忙しく、9月に夏休みの代休を取ることがここ何年かの通例となっています。 うだるような暑さが一段落した過ごしやすい空気の中、夏休みの子供もいなくなった平日の昼間にあちこち出かけられるというのは、非常に快適で、逆にありがたいくらいです。 さて今年はどこに行こう? 景気もそんなに良くないので関東周辺で、気軽に一泊旅行ができ、それでいてまだ行ったことのない都市はないかな~? などと考え、思いついたのが山梨県の「甲府」! 最近TVなんかで南アルプスの特集を何度か目にし、「あれ?南アルプスって意外と近いんだな」なんて興味を持っていたところで地図とにらめっこしていたら、南アルプス市と甲府の市街地も驚くほど近いんですよね。 「あ、この辺いいな~」なんて軽いノリで、今年の夏休みは甲府~南アルプスを車でうろつく、というプランに決定しました。 ちなみに、何故このあたりの情報を頻繁に目にしたかとい

  • 第110回「でかんしょ(池袋)/かき揚げ」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    最近のこの連載、代官山で角打ちに行ったり、大宮に一泊旅行したり、謎の“ビジネスコート”に潜入したりと、若干大ネタが続いておりました。 そこで今回は一旦通常運転に戻り、我がホームタウンともいえる池袋の、普段からだら~っと通っている立ち飲み屋さんなんぞを紹介し、初心を取り戻そうかなと思います。 前回池袋のお店を取り上げたのは第83回「希望の星」ということで、もう1年以上前になるんですね。 職場があるので飲む頻度は高いんですが、色んな所に出向いてって初めての酒場の雰囲気を味わうのも大好きなもので、そういう驚きや喜びをこの連載にぶつけてしまいがちで。 さて今回は、安くて居心地も良く、敷居も低く、気楽度マックスな立ち飲み屋「でかんしょ」さんをご紹介しようと思います。 普段以上のねぼけヅラでお送りしておりますが、何卒ご理解下さい。 池袋北口、以前ご紹介した「大都会」の左側を抜けて少し歩くと、すぐにこん

  • 第109回「山本商店(代官山)/ギネス サージャー」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    インターネットという広大なネットワークの中から、こんな場末のページに辿り着いてしまった方、つまり今この文章をお読み頂いているあなたというわけですが、そういう方ならすべからく、“代官山”のことは憎んでいますよね? 代官山、業界人がカフェでランチをし、芸能人がTSUTAYAでDVDを買い、ファッションモデルが悠々と横断歩道を横断する街ーー。 ここまで読んで「気取ってんじゃね~っ!!!」と、昨晩空けたワンカップの瓶をモニターに投げつけようとしているそこのあなた、ちょっと待って下さい。 確かに代官山は日一と言っても過言ではないお洒落タウンです。 我々場末人間の落ち着く大衆酒場的世界観とは掛け離れた存在です。 しかし、そのイメージだけで代官山を安酒飲みの敵と断定してしまっていいのでしょうか? 答えは“否”。 街というものには様々な顔がありますよね。 どんなお高くとまった駅だって、しょぼくれた地元駅

  • 第108回「酒蔵力 大宮南銀店(大宮)/ホルモン焼」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    という曲があるんですが、もう「30過ぎても芽が出ない~♪」なんて呑気に歌ってる場合じゃないですよね、実際の話。 依然状況は変わらないんですが、一体自分、いつになったら芽が出るんでしょうか? まぁみなさんにとっては一切興味がないことだと思いますし、そんなこと聞かれても引くだけですよね。 すいません。 とにかく、先月誕生日を迎えたんです! それで今年も、誕生日に近い週末、が僕の行きたいとこに付き合ってくれるということになりまして、そう、去年は月島の岸田屋に行ったんだよな。 今でもはっきりとその日見た光景を思い出せるくらい、最高な一日でした。 そんなわけで今年も、には悪いんですが、小洒落たイタリアンやフレンチではなく、大衆酒場方面を攻めさせてもらいたいと思います。 ところで、常々時間ができたらボーッとしに行ってみたいな~と思っていた所に「立川まんがぱーく」と「おふろcafe utatane」

  • 第105回「松ちゃん(平井)/ かまのあら煮」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    先日チミドロのスズキナオさんから「○月○日、アルマンドさんと平井で飲むんで、よろしければご一緒にどうですか?」とお誘いを頂きました。 …平井?平井ってなんだっけ?駅?なんか聞いたことあるようなないような… 「行きます!」 というわけで調べてみると、やっぱり総武線の駅の名前で、亀戸と新小岩の間に挟まれておりました。 場所は江戸川区、下町エリアですね。 亀戸も新小岩も何度かは行ったり飲んだりしたことがあるので、相当無表情で通り過ぎてたんでしょう、平井。 平井っ子のみなさますみません。 さて当日、終業のチャイム(実際はそんなの鳴らない)とともに職場をまろび出た僕は、池袋からお茶の水を経由して平井へと一目散に向かいました。 東京23区内なら、いくら聞いたことがない駅とはいえど、どこに行くにも1時間もかからないもんです。 19時前には到着し、電車の中で連絡をもらっていた「今、松ちゃんって店で飲んでま

  • 第101回「鳥万(蒲田)/若鶏の唐揚」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    さて、第100回の更新と記念イベントも無事終了しまして、通常運転に戻り、またボチボチと飲み歩いていこうと思います。 今回の舞台は、この連載では初進出となる蒲田。 下町感というか、ゲットー感というか、そういったものに満ち溢れ、いい大衆酒場が無限にありそうな味わい溢れる街です。 この蒲田駅から直結した「東急プラザ蒲田」というデパートの屋上に、観覧車があるのをご存知ですか? いや、正確には“あった”ですね。 2014年3月2日をもって、この屋上遊園地「プラザランド」は、45年間の歴史に幕を閉じてしまったので。 昭和の頃に大流行したデパートの屋上遊園地ですが、時代の流れとともにその数を減らし続け、都内最後の屋上観覧車を擁したこちらもついに閉園。 地元の方、思い入れのある方には特に寂しいことでしょう。 って、僕はその情報をから聞いて知ったってだけなんですけどね。 「それは是非一度見ておきたい」とい

  • 第96回「SHOWA(板橋)/お好み焼き」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    編の前に告知を1つ失礼します。 この連載「大衆酒場ベスト1000」の書籍版、第2弾が完成しました! と言っても今回も自費出版、いわゆる薄いなんですが、その分レア度だけは高いアイテムとなっております。 希少価値があるかは別として。 書籍化特別企画の酒場対談のゲストはなんと、「東京都北区赤羽」の清野とおる先生! こちらのページに詳細があります! 通販も開始しましたので是非よろしくお願いします~。 また、これに合わせまして、以前作ってすでに在庫が無くなってしまった第1巻のAmazon Kindle版(電子書籍)も販売開始されました。 Kindle専用端末の他、お手持ちのスマートフォンでアプリを落として頂ければ読むことが可能ですので、よかったらチェックしてやって下さい。 ネット上では読めないチミドロのスズキナオさんとの対談も、もちろん収録されてますよ~。 では題へ。 はっきり言って今回、衝撃

  • 第95回「東京大学 銀杏メトロ食堂(東大前)/カツカレー」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    東京の方に「東京大学」って大学があるんですけど、まぁ皆様ご存知っすよね? けっこう有名ですもんね。 芸能人で例えると“タモリ”くらい。 そんな、大学界のタモリこと東京大学、何が有名って、ずばり通ってる学生さんたちの頭の良さです。 日の最高学府なんて言われるくらいですし。 ゆえに、ちょっと近付き難い雰囲気もありますよね。 学生時代成績が悪かった奴は近付いちゃいけないんじゃないか?みたいな。 今回はそんな東京大学の内部へと、思い切って潜入したいと思います。 酒場と東大。 まるで水と油。 相容れるところなど全く無さそうな感じですが、実際どうなんでしょう? よろしければ、しばしお付き合い下さい。 実は今年、母が東大の敷地内にある「東大病院」に入院しまして、いや、命に関わるような病気などではないですし、無事手術も済んで、心配して頂くことは何もないんですが、とにかくお見舞いやらなんやらで何度か東大

  • 第94回「でんじろう(駒込)/樽生ホッピー」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    この連載には当たり前のように登場する“ホッピー”という飲み物、僕はこいつが当に大好きで、最近は居酒屋へ行くと「とりあえずビール」ではなく「とりあえずホッピー」なことも少なくありません。 ホッピー好きにとってのホッピーは、もはやビールの代替品ではなく「飲みたいから飲む」という、きちんと1つの飲み物として独立した存在なんですよね。 昨今の1000ベロブームなんかとも相まって、若い層への知名度も高まっており、まさかの まで発売されるほど! ただ一方で、「名前は聞いたことあるけど飲んだことない」「どうやって飲むのかわかんない」って方もいらっしゃるんじゃないでしょうか? そこで、ここらでホッピーについてあらためて考え、再度ホッピーに対する想いを新たにし、ホッピーのさらなる発展をお祈り出来ればと思い立ったわけですが、どうでしょう? どうでしょう?と聞かれてもなんとも言えないと思いますので、勝手に始め

  • 第91回「貫井浴場(中村橋)/ハンバーグ定食」: パリッコの「大衆酒場ベスト1000」

    僕、銭湯が大好きなんですよ。 例えば、友人との待ち合わせまで街中で1時間でも空いてたりすると、ここぞとばかりに銭湯に飛び込んでしまいます。 仕事で外に出たりする時も、行き先の付近に銭湯がないか下調べしておいて、無事仕事が片付いたらひとっ風呂浴びてから帰ったりします。 あの風呂上がりの究極のサッパリ感と、全身が緩み切った感じ。 なんかこう、心地の良い空気の層にしばしの間体が包まれているような、家庭のお風呂では味わえない独特の気持ち良さがありますよね。 人間の三大欲求というと、欲、性欲、睡眠欲ってことになってるようですが、ここに是非“入欲”も足してやって欲しいもんです。 で、銭湯の脱衣場にかなりの確率で存在するのが、よく冷えたコーヒー牛乳、ではなくて、僕が興味があるのはその横の缶ビール! 風呂上がりにグイッといくと、たっぷりと汗をかいてますから、キンキンに冷えた水分が全身に染み渡っていくのが