今、街なかに現れるイノシシが急増し、襲われてけがをする人も相次いでいます。農村部では、イノシシの被害がひとつのきっかけになり、集落が消滅するさらに深刻な事態も起きています。日本に生息するイノシシは20年余りでおよそ4倍、98万頭にまで増えたと推計されています。専門家は農村部で耕作放棄地が増えたりハンターが減ったりしたことが背景にあると指摘しています。増えたイノシシの一部は都市にも流れ込んでいると考えられ、これまでイノシシの被害とは無縁だった都市部でもひとごとではなくなっている実態が見えてきました。(ネット報道部・後藤岳彦記者、鹿児島局・老久保勇太記者) およそ150万人が暮らす港町・神戸の夜景は、「日本三大夜景」のひとつとも言われて観光客に人気です。 しかし、そんな夜の神戸のもうひとつの姿をご存じでしょうか。 ことし3月16日午後9時ごろ、私たち取材班が、東灘区のマンションなどが建ち並ぶ住