今回でこの連載も最終回です。これまでAmazon Web Services、さくらのクラウド、Windows Azure、Google App Engineについて触れてきました。最終回ということでこれらのベンチマークを比較してみたいと思います。 unixbenchで比較 Amazon Web Services(AWS)、さくらのクラウド(以降さくら)、Windows Azure(以降Azure)は、IaaS(仮想サーバ)がありますが、Google App EngineはPaaSなので単純な比較はできません。まずは前者の3つについて、比較をしてみましょう。 今回はパフォーマンス計測の定番、unixbenchで比較をしてみました。 https://code.google.com/p/byte-unixbench/ 計測対象は下記の通りです。 ディスクについては、AWSではProvis
最近注目されている開発支援ツール「Vagrant」は、テスト用の仮想マシン作成やその環境設定などを自動化するツールだ。これを利用することで、仮想環境の作成からセットアップ、そして破棄までを、簡単なコマンドを実行するだけで行える。今回はこのVagrantの概要と基本的な使い方を紹介する。 仮想マシンの作成や環境構築、仮想マシンの破棄までを自動化するツール「Vagrant」 近年、Web開発の分野ではPC上に構築した仮想マシン上にテスト用の環境を作成し、そこで開発やテストを行う、というスタイルが一般的になっている。その場合に問題になるのが、本番環境とテスト/開発環境が同一になっていない、というケースだ。また、複数人の開発者が関わるプロジェクトでは開発者がそれぞれ自身のマシン上に仮想環境を構築して開発するという例も多いが、この場合開発者ごとのテスト/開発環境がそろっていないという問題も発生しうる
昨年11月にさくらインターネットが開始したクラウドサービス「さくらのクラウド」は、開始直後の12月からストレージまわりにトラブルが発生し、ストレージ性能の著しい低下や不安定な動作、一部データの消失などが起きていました。トラブルは完全に解決してはおらず、3月に新規申し込みの受付を停止したまま現在に至っていました。 さくらインターネットは今日15時に、さくらのクラウドのストレージ障害についての詳細な報告「さくらのクラウド・ストレージに関する報告書」を公開するとともに、トラブルが発生していたストレージに代えて自社開発したストレージでの再スタートを発表しました。 接続の問題や性能問題、監視ツールの問題などが発生 トラブルは同社が採用したストレージ装置で発生したものが中心でした。サーバとストレージ間はInfinibandで接続され、IP over InfiniBandでTCP/IPプロトコルを用い、
「・・・低いなー」とおもってネットを検索してみるとこんなものぽいですね。 プロセッサに Xeon(R) CPU E5430 @ 2.66GHz が見えます。4コアのCPUですね。 CPUリソースに関するカタログスペックは「最大2ECU(短期の定期的なバースト)」です。 1つの EC2 Compute Unit は、1つの 1.0-1.2 GHz 2007 Opteron または 2007 Xeon プロセッサの CPU 能力に等しい能力を提供します。 普段は1GHzでたまに本気出して2GHzってことですね。 ======================================================================== BYTE UNIX Benchmarks (Version 5.1.2) System: ip-10-146-39-173: GNU/L
今までさくらのレンタルサーバの転送量上限は公開されておらず、サポートに問い合わせることによって教えてもらえた例程度しか情報がありませんでした。しかし、いつの間にかに公式ヘルプに掲載されるようになったので、その容量を、利用目安とともに紹介します。 目次 1. 今までの転送量上限2. 公開された最新の転送量上限3. 転送量の急激な上昇について4. 転送量の面ではさくらのレンタルサーバで問題なさそう スポンサーリンク 今までの転送量上限 さくらでは、1日あたりの転送量に制限があると言われてきました。そして、転送容量の大きさが、さくらのレンタルサーバの売りでもありました。ただ、その具体的な数値ははっきりしていなかったのです。 私は昨年、以下の2012年に書かれた記事の情報を確認して、さくらのレンタルサーバのスタンダードプランを借りました。 さくらのレンタルサーバの転送量は公開されていないのですが、
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