最初に登場したルノー社長兼CEOのカルロス・ゴーンは、2012年にデビューしたEV「ゾエ」の改良版を発表。これはバッテリー容量を従来の22kwhから41kwhまで拡大することで航続距離を210kmから400kmまで延長したもの。日本では発売されていないためにあまり馴染みがないゾエだが、ルノーのEVは累計販売台数ですでに10万台を突破しており、ニッサンとの合計ではグローバルなEV市場で50%のシェアを有しているという。 「LOVE」「EXPLORE」「FAMILY」「WORK」「PLAY」「WISDOM」をキーワードにした6つのコンセプトカーをベースに6つの量産車をリリースするというデザイン戦略「Cycle of Life」はヴァン・デン・アッカーが考案したもので、デジールはその最初のステージ「LOVE」をテーマとしたモデル。これは後に現行型ルーテシアとなって世に送り出された。 発表された6