LVのモノグラムが伊勢丹新宿本店をジャック! “PEACE & LOVE”のアイテムやレアな限定品が展開するポップアップストアを早速チェック。 Words by Winsome Li (GQ)
日本酒党が足繁く通う埼玉県・大宮にある居酒屋『賛 SUN』。常に旬の酒を1本ずつ仕入れ、その銘柄がなくなれば次の銘柄を仕入れる。同銘柄が2日と続かない一期一会スタイルは、徳武昭司(オーナー)の「自分が飲んだことのないお酒に出会いたい」「お客さんも新しい日本酒に触れてほしい」という思いから生まれた。 「僕が日本酒と深く関わるようになったのは28歳の頃ですね。板前として料理を作っていましたが、その店のオーナーから経営もすべて任され、店長として働きはじめていました。いきなり店全体を見ることになり、はじめは何を売りにしていいかまったく分かりませんでした。そんなとき野生の勘とでもいいましょうか、“店で出す飲み物はゼッタイに日本酒だ”という考えが浮かんだんです」。 日本酒はこれから来る! という直感のもと、まず最初に教えを請うたのが、すでにお付き合いのあったH酒屋さんだった。 「その酒屋の女性店長が、
先月末、東京・渋谷にレイバン直営のフラッグシップショップ「Ray-Ban Store SHIBUYA」が誕生した。日本に直営店ができるのは意外にも初とのこと。 ショップデザインは、ブランドの世界観を反映したクールな仕上がり。真っ赤なファサードをくぐれば、ブランドカラーの赤と黒に彩られたインテリアが広がる。硬質な什器も機能的なアイウェアのイメージにぴったりだ。そんな店内には約900種類以上のフルラインナップを取り揃えており、ほしかったモデルを手にとって確かめることができる。 直営店ならではのサービスにも注目だ。レイバンのロゴが入った純正度付きレンズ/サングラスレンズの取り扱いを日本初のサービスとして実施するほか、ブランドの公式オンラインショップのみで展開するカスタマイズサングラス「REMIX」の実物を見ながらその場でオーダーすることも可能だ。 限定アイテムも見逃せない。1952年の登場以来、
勝者の証「コスモグラフ・デイトナ」 ゴール後の定例記者会見。会場に現れたトヨタ8号車のドライバーたちが、席につく寸前に緑色の小箱を開けて、中をチラリと覗いたことが、印象的だった。フェルナンド・アロンソ/中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ組のうち、アロンソとブエミはリシャール・ミルのファミリーで、その時計を手首に着けている。 ル・マン24時間はコース上だけでなく、ピットレーンやパドックでも時計メーカーらが火花を散らす、そんな闘いの場でもある。リシャール・ミルはほかにも今年のスタートフラッグを振った全仏オープン11回優勝のテニスプレーヤー、ラファエル・ナダルが着けていたし、FIA(国際自動車連盟)会長として現場を訪れたジャン・トッドもそのファミリーの一員だったりする。またGTAmクラスで毎年出走し続けているアメリカ人俳優、パトリック・デンプシーは往年のスティーブ・マックイーンよろしくTAGホイヤー
海外から有名パンケーキ店や、ハンドドリップコーヒーの上陸とともにに訪れた朝食ブームは今年も継続中だ。朝食をしっかり食べて、朝の時間を充実させる生活が定着してきている。外で食べる人気朝食メニューといえば、フレンチトーストやエッグベネディクトなどを中心とした洋風が多いが、クックパッド実施の「朝ごはんに関するアンケート調査」によると、3位に「おにぎらず」がランクインした。 おにぎらずとはご飯版のサンドイッチ。ご飯をにぎらず、野菜や肉など様々な具材をご飯に挟む料理だ。色とりどりの具材を挟むことで見た目もお腹も満足させてくれるが、もうひとつの魅力は「手軽さ」。海苔の上にご飯をのせ、4隅を折ればおにぎらずの完成。手にご飯がついてしまうこともないので、GQ MENのように忙しい男性には大助かりの時短メニューでもある。
トヨタの苦悩は伝統ある車種の購買年齢が高くなっていることだ。クラウンのみならずカローラも平均購買年齢は70歳代、アクティブに使ってもらおうと開発されたカローラ・フィルダーもいつの間にか60歳代になっている。 コロナの後継であるプレミオ・アリオンも同じか、さらに高くなっているのは想像に難くない。長年クラウンを愛用するユーザーも、年齢に応じて、より小型のクルマへの乗り換えが進み、クラウンから離れていく傾向にあり、販売台数は減っていくのが目に見えている。もちろん、これまでもトヨタが黙って指を食えて観ているわけもなく、常にその年齢を引き下げようと新型クラウンの企画を実施してきた。 ほかのモデルを見ると、新しいカローラはハッチバックがメインとなり、これまでヴィッツベースであった国内専用モデルから方向転換した。実はこの新型、欧州向けに開発したオーリスと同じモデル。コンサバでドメスティックなカローラから
2018 FIFAワールドカップの名場面を写真で振り返る。18日目は、大会2得点目を挙げたネイマールの決めポーズ。 文・沖浦裕明(GQ)
長谷部誠が代表引退を表明した。取材に応えるのではなく、自身のインスタグラムで自らが発信する方法をとった。「いち選手からこのように発信する事は自分本位である事は承知しています」と、わざわざ断りをいれるあたり長谷部らしい。たしかに、代表選手というのは選出されてなるものだから、“代表を一区切りする”と、自ら宣言するのはお門違いという声が上がる場合もある。監督が選ばなければ、それがすなわち代表引退ではないか、ということだ。だが、長谷部のようにW杯3大会連続で主将をつとめてきた選手なら許されることのはずだ。 ベルギー戦後のミックスゾーンで、「一連の“ごたごた”を含めて、主将としてどう務めて来たのか」と筆者は聞いた。すると、思いのほか丁寧な回答が返ってきた。ハリルホジッチが解任された時点で、それまでも主将であった自分に大きな責任を感じていること。それを西野朗監督に伝え「他の選手に主将を任せるならばそれ
”I love……”といい始めたところでカーディ・Bは沈黙し、高いところからジャンプするクリフ・ダイバーがジャンプの直前にそうするみたいに動きを止めた。レンガ色のバーベキューソースをまとった照りのいい骨つきリブを持った指先にはスワロフスキー・クリスタルのマニキュアがしてある。彼女はえらく早口で喋るが、こういう沈黙の時間があるおかげで話についていける(ちゃんと自分に注目しているか確認されているような気にもなる)。 全米で大人気のラッパーに突如としてなったカーディ・B。胸部のインプラントと臀部へのインジェクションという21世紀の最先端テクノロジーも採り入れたボディは、間近ではなく若干遠くから見られたときにバッチリになる仕様だ。彼女はいままさに音楽史上に一時代を画しつつある最中だが、その前からしてタダモノではなかった。すなわち、とんでもなく売れたストリッパーとして。自らの身体を改造した、いわばエ
【主要諸元:XD L Package】全長×全幅×全高:4275mm×1765mm×1550mm、ホイールベース:2570mm、車両重量:1300kg、乗車定員:5名、エンジン1756cc直4DOHCディーゼルターボ(116ps/270Nm)、トランスミッション:6AT、価格:283万6080円(OP含まず)。 マツダのコンパクトクロスオーバーSUVである“CX-3”に大幅な商品改良が実施された。商品改良というのはマツダ特有の言い回しで、一般的な自動車メーカーのマイナーチェンジに相当する。通常は「7年でフルモデルチェンジ、その途中でマイナーチェンジを1回」という計画的なアップデートとは異なり、マツダは「準備ができ次第、新しい技術を柔軟に採り入れていく」方針を採っているため、商品改良という独自の表現を用いている。 エンジンは人気のディーゼルが排気量を1.5ℓから1.8ℓに拡大。ガソリンは排気
「BMWの歴史で初めてのことです」。新型8シリーズの発表会に際して事前に用意されたプレスリリースには、そう書いてあった。それは“レーシングカーを先に出し、そのあとにプロダクションカーを発表する”という手順のことだ。つまり豪華な大型グランドツアラーである新型8シリーズは、レーシング・トラックで活躍するM8GTEのロード・ヴァージョンである、ということを訴えているわけである。 新型8シリーズの量産車「M850i Xドライブ」のお披露目が行われたのはル・マン24時間レースを翌日に控えた6月15日のことであった。場所は、レースが戦われるサルトサーキットに特設したBMWの ホスピタリティ(ゲストハウス)。 流れるようなルーフラインと、抑揚の効いた面で構成されたボディは、写真から想像していたより、はるかに大きな存在感を持っていた。大型キドニーグリルは広く、しかし上下の幅は狭く、「BMWのラインナップで
社内の反対をおして製造権買い取りの陣頭指揮をとったのは現在の鈴木修会長であり、のちに氏はその買い取りにこだわった理由を「狭い林道を分け入る山間部での業務に役立つと思ったらから」と、語っている。それはまだ“四駆”というカテゴリー自体が無に等しく、自家用に用いられることなどなかった時代の話だ。 その鈴木会長の決断は、のちにその先見の明をもって社内で氏の評価を高めるのに大いに力あったはずだ。ジムニーは想定通り、林業や電設業など山間部の商用とし重宝されるだけでなく、降雪地では乗用に、若者にはレジャー用にと用途を一般側にも拡大しながら、1981年には2代目、1998年には3代目とフルモデルチェンジを受ける。このあいだ、ライバルメーカーも“打倒ジムニー!”を目論んだモデルを投入したが、その知名度にくわえ、悪路走破力をはじめとする性能面の高評価もあって、挑戦を退けてきた。現在、軽自動車〜小型車のカテゴリ
ドリス ヴァン ノッテンは今シーズンのコレクション発表直前に、自社株式の過半数をスペインの大手ファッショングループ「プーチ」に売却することを発表した。アントワープ・シックスのひとりであるドリスは、ベルギーのデザイナーのなかで唯一、外部資本に頼ることなくインディペンデントなメゾンとしてサクセスストーリーを築いてきただけに、ショーが始まる前のプレス関係者席ではこの話題を口にする関係者も少なくなかった。 自身の創作活動を描いたドキュメンタリー映画『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』が公開され、これまであまり見せることのなかったプライベート・ライフも明らかになった。彼の人間的な魅力はコレクションを見る上での楽しさを増やしたが、心境の変化もあったのだろうか。そして、それが今シーズンの、世界的に有名なこのデザインモチーフに重ねられたのかもしれない。今回のコレクションは、ミッド・セン
「関西で昭和のころを過ごした子どもにとって、当時の風景を思い出させてくれる食べ物」として、関西出身の松尾大さんが選んだたこ焼き。そして、その"昭和のたこ焼き屋"らしさを持っている店として紹介していただいたのがたこ焼き屋「天風」だ。 「根本的な話、たこ焼きはどこまでいってもおやつ。どの地方の料理にしてもよくありがちなことで、その土地では安くて気軽なものが、東京にきたとたんに付加価値がついてしまいます。東京のたこ焼き屋も、そういうことだと思うんですよね。 ちゃんと関西出身の人が出している店もあって、味そのものはこんな感じと思ったりするんですが、いかんせん、高すぎたり、急にいい素材を使い出したりする。もちろん、すごいタコ使って、いい銘柄の卵を使ったら、美味しいんでしょうけど……。たこ焼きってそういうことなの?と感じてしまうんです」 求めていたのは、グルメ化したたこ焼きではなく、雑さも含めておやつ
キング夫人、たたかうやっと女性は解放されるのだろうか。さまざまな差別や偏見や嫌がらせから。正直にいえば、「やっと」というより「本当に」という言葉を冒頭につけたい気持ちが強い。昨今の流れを見ても、なお。 1970年代、あらゆる場面で女性は今よりももっと、あからさまに差別されていた。たとえば、テニス。女子の優勝賞金は男子の8分の1だった。それに抗議したビリー・ジーン・キング=キング夫人はテニス協会を抜け、女子テニス協会を立ち上げたのだった。今は男子選手が所属するテニス協会「Association of Tennis Professionals (ATP)」と対等に存在している団体「Women’s Tennis Association(WTA)」である。設立資金はわずか1ドル。自分たちでスポンサーを見つけ、チケットを売り、テニス協会からの迫害を受けても怯まず、女子だけのツアーを成立させていった。
おじさんたちは町中華の話が好きだ。難しい顔で仕事の話をしていても、そっち方面に話が移った途端に別人のようになる。 町中華に興味を持ったのは2014年。昔から通っていた、安くてボリュームがあって味はソコソコ、中華を名乗りながらカツ丼やカレーライスが食べられる店が閉店したことがきっかけだ。もしかしてその種の店が減りつつあるのではないか。危機感を抱いた僕は、友人たちと町中華探検隊を結成。昭和の気配が色濃く残る大衆的な中華料理屋を訪ね歩くようになった。 それまでラーメン屋とか中華屋とか、バラバラの呼び方をされていたものに、町中華というわかりやすいジャンル名がつけられると、おじさんたちは黙っちゃいられない。学生時代や駆け出しの社会人だった頃、世話になった思い出の店を熱く語りだすのである。ひとり暮らしで金もなく、将来への不安を抱えつつ食べた味は、我が青春の1ページ。そのありがたさ、腹いっぱいの満足感は
先月末、東京・渋谷にレイバン直営のフラッグシップショップ「Ray-Ban Store SHIBUYA」が誕生した。日本に直営店ができるのは意外にも初とのこと。 ショップデザインは、ブランドの世界観を反映したクールな仕上がり。真っ赤なファサードをくぐれば、ブランドカラーの赤と黒に彩られたインテリアが広がる。硬質な什器も機能的なアイウェアのイメージにぴったりだ。そんな店内には約900種類以上のフルラインナップを取り揃えており、ほしかったモデルを手にとって確かめることができる。 直営店ならではのサービスにも注目だ。レイバンのロゴが入った純正度付きレンズ/サングラスレンズの取り扱いを日本初のサービスとして実施するほか、ブランドの公式オンラインショップのみで展開するカスタマイズサングラス「REMIX」の実物を見ながらその場でオーダーすることも可能だ。 限定アイテムも見逃せない。1952年の登場以来、
GAマークの復活やジャケットのラペルの変化など、見どころ満載なジョルジオ アルマーニの最新コレクション。 文:野田達哉 ジョルジオ・アルマーニの2019春夏コレクションが6月18日ミラノで発表された。フロントローには世界のセレブに並び、俳優の西島秀俊の顔があった。 ファッション全体のトレンドがいかに変化しようが、毎シーズン、ミラノの洒落者で話題になることがある。アルマーニのラペルである。アルマーニのジャケットのラペルがどうだったかは、時候の挨拶のようなものだ。前シーズンより太かったか細かったか? ピークがどれくらいだったか? ゴージラインがどうだったか、シルエットやパンツの太さは勿論ながら、アルマーニの“ジャケットのラペル”に敬意を払うことがイタリアンファッションに接する者として最低限のマナーであることは、ミラネーゼと食事をする度に思い知らされる。 今シーズンのジョルジオ・アルマーニは幅広
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く