メジャーリーグのオールスターゲーム前日の恒例イベント、ホームランダービー(本塁打競争)で異変が起きている。日本時間7月5日現在、27本塁打とナ・リーグトップの大谷翔平選手、ア・リーグトップの32本塁打をマークするヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手がともにダービーへの出場を回避する見通しとなっている。 大谷選手はオフに右肘の手術を受け、回復とリハビリの必要性があるためとされ、ジャッジは一部メディアに「もう出ないというわけではないが、今年は必要ない。ニューヨーク開催になったら出るよ」などとコメントした。 報道によれば、大谷選手の決断には、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督も「彼はワールドシリーズで勝つためにドジャースに移籍してきた。とても責任感のある男だが、リハビリの過程にいる。彼だけがメジャーリーグを背負う必要はない」などと語っている。 私は現行ルールにも問題があると考え、大谷選手やジャッジ