学生時代に1000時間以上勉強してきたことを生かせば、ちょっとの工夫で英語が話せるようになる、と上野陽子さん。今回は英語を話すために覚えておきたい基本の「型」と、英語っぽく聞こえるコツを解説します。 ■持っている英語力を、使えるようにする 日本人は中学~大学の間に少なくとも1000時間以上は英語学習をしているということは、前回「英語力を上げなくてもペラペラ話せる方法」でもお伝えした通りです(参考:http://president.jp/articles/-/22282)。話すためにはまだインプットが少なく場数が足りませんが、それなりの単語やフレーズが頭の中に入っているはずです。 今回は、学校で習った基本を使い、英語を話すための「型」の作り方と、知るだけで簡単に英語っぽく話せるコツをお伝えします。 学校の英語の授業で、私たちは5文型で英語の構造を覚え、完了形や進行形といった文法を体系