「なんか急に秋っぽくなったよね、私どうしよう!9月も終わるのにまだ何も秋服買ってない!」 前日よりぐんと気温が低くなったある日、表参道で信号待ちしている時に偶然聞こえてきたこの声に、私は心の奥底で大きく頷いた。 うんうん、その、季節の移り変わりにこみ上げてくる正体“不明の焦り”とってもよく分かりますとも。 毎年サイズアウトする子どもでもあるまいし、着る服がないなんてありえない。 去年着ていたものだって残っているはずなのに、なぜか服がないと感じて、私も少し前までは毎シーズン、同じように叫んでいた。 何か買わなきゃいけない強迫観念に駆られてしまうのは、本当は着るものがないというより、新しいシーズンのトレンドものを持っていないという出遅れ感。または、1年前のこの季節、1シーズンで飽きてしまうようなトレンド色の強い服ばかり買ってしまっているせいかもしれない。 どちらにしろ、ファッションを扱う仕事を
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