弁護士の堀新さんがこうつぶやいているのですが、 靖国神社が宗教施設であることで、実は国も靖国神社自身も、厄介な議論から逃れることができているとも言える。 仮に「靖国国立戦士廟」みたいな国営の非宗教施設だったらどうか。誰を追悼対象にするか、歴史的評価をどうするか、過去の戦争の行為を賞賛して良いのか…などの問題が起こり 政府は頭を悩ませることになるだろう。 一方の靖国神社も「一度合祀した神霊は分離できない」等の宗教的な理屈を持ち出して、分祀や移転を否定し、さらには「何をやろうと誰を祀ろうと民間の宗教法人だから自由だ」と開き直ることもできる。 国立の施設だったらそういう逃げ道がないのである。 この問題は、表と裏が逆ですが、政府の政策という観点から、もう17年も前に本ブログで取り上げたことがあります。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2006/0
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