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ブックマーク / lastline.hatenablog.com (2)

  • 小説製造機械による屍者の帝国 - 最終防衛ライン3

    屍者の帝国 作者: 伊藤計劃,円城塔出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2012/08/24メディア: 単行購入: 43人 クリック: 1,717回この商品を含むブログ (182件) を見る はじめに 屍の帝国のみならず、以下に示す伊藤計劃と円城塔作品についても言及しています。伊藤計劃作品である虐殺器官、特にハーモニーは重要なネタバレを含んでいます。円城塔作品は言及にとどめていますが、未読で気になる方はご注意下さい。 伊藤計劃 虐殺器官 ハーモニー The Indifference Engine From the Nothing, with Love 円城塔 Self-Reference ENGINE オブ・ザ・ベースボール つぎの著者につづく これはペンです 道化師の蝶 松ノ枝の記 ハーモニーの先へ フランケンシュタイン*1の話だ。ワトソン君*2の話でもある。 死体の脳内に電気刺

    小説製造機械による屍者の帝国 - 最終防衛ライン3
  • 作品にリアリティを持たせるために上手に嘘とつき合う - 最終防衛ライン3

    リアリティという言葉は便利だ。僕は常々リアリティよりも「説得力」が正しいのではないかと考えているのだけど、ここでは敢えて「リアリティ」を使うことにした。 ある作品がリアルだなと思えるのは、その作品に有無を言わさない「説得力」があるからだ。人が作品にリアリティを感じるときに、その「リアル」が現実に起き得るか否かはあまり関係ない。その作品中で、その「リアル」が起き得ることを説得させれば良いのである。例えば、推理小説の最後に何の説明も無く「密室殺人は霧状に変化した吸血鬼の仕業でした」では読者を説得することはできない。しかし、その推理小説中に吸血鬼がいるような話を構築できれば読者を説得できるだろう。共に、荒唐無稽な推理小説ではあるが前者はリアリティが無いと断じられるに違いない。 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXと精霊の守り人のリアリティ ユリイカ 2007年6月号 特集=上橋菜穂

    作品にリアリティを持たせるために上手に嘘とつき合う - 最終防衛ライン3
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