労務屋さんが、日経新聞の耳塚さんのコラムについて書いておられます。 http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20080929 タイトル自体が「対話が難しい」なんですが、読んでますますその感を強めました。 耳塚氏はこういいます。 >人々の社会的成功と失敗の個人責任化が進む中で、高学歴高所得層は、ただでその地位を子供に世襲させようとしているのではない。将来を見据えて選択し、代価を払い、親子とも努力という代償をいとわない。合理的かつ正当な手段で学力・学歴獲得競争に勝負を挑む。 彼らが主張するだろう主観的正当性にあらがい、その選択権を奪って、実質的な機会均等社会に転換させることは可能だろうか。この隘路から逃れ出る道はあるのか。我が身、我が子の行く末のみならず、私たちと子供たちが住むこの社会の行く末を見据えること。その想像力に期待するほかない。 これを、労務屋さんはこう理解します