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ブックマーク / tech-d.blogspot.com (69)

  • 工場での“待ち時間”―待つのか、準備するのか?

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 「日人は勤勉で倹約である。」 とは、一見死語のようだが、グローバルにビジネスを拡大している企業にとっては、性善説で物事を考えられる数少ない国・地域である日をありがたく思うこともあるだろう。 その日の多くの製造業の現場では、昔(60年代ぐらい)から高品質が当たり前で、若手も自然にベテランから教わり、また技術やコツを盗み、ものづくりの底力となってきた。 同じ製品を製造していても、(各企業の戦略が異なるので当然の面もあるが)各企業ごとに明文化されないマニュアルは息づいている。 多くの場合、現場のオペレーターは動いている。生産が予定通りに計画をこなしても、時間が余ったのなら、次の準備、また工具や生産機器のメンテナンスを自発的に行う。 こう

    工場での“待ち時間”―待つのか、準備するのか?
    gruza03
    gruza03 2010/08/24
    高品質化への努力や、ムダ削減への提案はいらない。それは、別の従業員が考えるからである。その人の仕事を取ってはいけない。経営も難しい時代になりました。。。
  • 利益重視から価値重視経営へ

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 企業は、将来に向けて製品・サービスを開発する。 開発時点では、コンセプト的な部分(製品であればプロトタイプ)は把握できるが、それは実際に顧客が対価を支払うものではない(正味の現在価値やオプション価格は算出されていても・・・)。 だから、固定的なものではなく、有るのか無いのかわからない状態である。いわゆる無形資産である。 この資産を積上げることができるのは*、(現状の)製品・サービスからの現資産の利益によることが多い(負債などで行う場合もあります)。 *ここでは価値的な話として積上がるという意味合いです。 (関連して参考までにIFRSに関してはこちらの記事を参考。 →IFRSが与える影響―研究開発 ) 振り返れば、現資産は無形資産であった

    gruza03
    gruza03 2010/08/18
    この有るか無いかわからない無形資産と徹底的に利益を追求する(とした場合の)現資産の両方を、どのようにして統合的にマネジメントするかが、当該企業が当該企業である所以である。
  • 自滅、衰退する企業

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 ビジョナリ~シリーズも、とうとうテーマが「衰退」である。 次元は異なるが、そもそも、成功確率が低い業務である開発現場では、よく言われることがある。それは―。 成功には理由がない時もあるが(運がよかったなど)、失敗には必ず理由がある。 失敗から何かを拾っていかなければ次へ進みにくい職場ならではの意見である。 大よそ、儲かった企業に焦点をあて、当該企業での取り組みを(なんでもかんでも)成功要因として挙げるより、衰退した企業のそれの方が説得力がある(と思うのだが・・・)。 ジェームズ・C・コリンズは『ビジョナリー・カンパニー3』で、衰退についての段階を次のように著している。 ○成功から生まれる傲慢 ○規律なき拡大路線 ○リスクと問題の否認 ○

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    gruza03 2010/08/09
    失敗には必ず理由がある。ジャグディシュ・N・シースらの『自滅する企業』/○成功から生まれる傲慢○規律なき拡大路線○リスクと問題の否認○一発逆転策の追及○屈服と凡庸な企業への転落か消滅
  • 「見える化」から「繋ぐ化」― イノベーションマネジメントの進化形, アクセンチュア株式会社より

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 イノベーションを企業価値に転換することが求められている。[1] 例えば、内閣府が行った調査*を見ても、大きな話では、イノベーションのマネジメント(アイデア(発明)から価値産出、そして利益創出、再びアイデア―)をどのようにしていくかは大きな課題であり、やっかいなことには、昨今ではその変化やスピードが激しいことである。 *内閣府経済社会総合研究所が行った「サービス・イノベーション政策に関する国際共同研究」報告書の議題。 リーダーシップや協働はキーワードになり、多くのタスクが進められていく中、現場での課題のひとつは、「見える化」である。 製造現場に従事している方は、よく理解されている「見える化」であるが、これは、企業経営においては“売上”を高

    gruza03
    gruza03 2010/08/09
    よく理解されている「見える化」であるが、それは、“効率を高める”ためであるからである。その「見える化」に加え、「繋ぐ化」が・・・ビジネスパーソンの力量が求められる
  • 大人の夏休みの宿題

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 多くのビジネスパーソンの休暇が集中する盆―時間が有るような無いような・・・。 勤勉な日のビジネスパーソンでも、ガリガリと学習するのは休んでおいて、少しの暇にでもチャッと読める書籍があれば・・・。 ということで、日の記事は、紹介する分野の入門的書籍、サイトです。 <財務会計> そろそろ、IFRSが云々―ということで、経理部門以外にもこの会計の仕組みが教育されていることだろう。なにせ、多くの企業の管理会計は、損益が中心である(売上が・・・これから原価、固定費、変動費などを差し引いて・・・、製造業など)が、IFRSは“価値”であり、考え方を少し変えていかなくてはならないからだ。 *以前の記事(IFRSが与える影響―研究開発) 財務諸表は、

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    gruza03 2010/08/04
    ということで、本日の記事は、紹介する分野の入門的書籍、サイトです。<財務会計>財務諸表は読めればいい<経済学>パラパラ、ふーん』的な感じで、手元にあれば便利<経営学>・・・継続は力なり、です。
  • 「国費による研究開発における信託の活用の可能性 ~科学技術行政のイノベーション~」 ,文部科学省

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 日のレポートの副題は、「『年度末』にとらわれない自由度の高い競争的資金制度」とされている。 報告の目的は― 改正された信託法(2007年9月30日施行)での仕組みを科学技術行政に活用ができないか検討すること(研究の契機と背景より)である。 実務的な観点から、研究開発には、季節が存在しない、と感じられる方が多いと思う。また、時間も関係ないことが多い(例えば、ある実験は、朝行おうが、夕方行おうが関係ないなど)。 すべてがそうではないが、そうであることが多い。 単年主義の会計制度では、年度のつなぎなど継続性が困難な場合が多い。 さて、報告書では信託を活用するメリットとして: ①会計年度独立原則に抵触せずに、繰越手続きを要さず、研究開発を複数

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    gruza03 2010/07/30
    改正された信託法(2007年9月30日施行)での仕組みを科学技術行政に活用ができないか検討すること(研究の契機と背景より)/この辺りが、基金の廃止→金融信託へ/憲法に抵触せず信託法の運用通達で対処か。
  • 藤森克彦,『単身急増社会の衝撃』

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 公的なセーフティネットの拡充と地域コミュニティーのつながりの強化が必要(趣意)。 とは、著者の藤森が誰もが単身になる現状に危惧し、著したものである。 以前のこのブログの記事で、①単身世帯の増加傾向(以下の図)、②単身世帯は、未婚化、晩婚化や夫婦の死別などにより、すべての世代にわたって大幅に増加(今後も増加)している、ことを述べたことがある。 ●家族類型別一般世帯数 こういったことは結構深刻で、著書でも述べられているが、今の日の介護保険制度が単身者を想定していないことなど、冒頭のようなことは急務である。 さて、ビジネスで考えると、今後、4人家族を想定した顧客群が小さくなり、単身世帯をターゲットとした方がよりよいことは、特に小売や飲(い

    藤森克彦,『単身急増社会の衝撃』
    gruza03
    gruza03 2010/07/27
    公的なセーフティネットの拡充と地域コミュニティーのつながりの強化が必要(趣意)。単身世帯は、すべての世代にわたって大幅に増加している・・私が老人になる頃、社会は相当に変化してそうです。。。
  • ディビッド ハルバースタム,『覇者の驕り―自動車・男たちの産業史』

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 製造業が競争力を失っていく― 多くの場合、外的(=競争相手)に打ちのめされる、というより、自滅であることが多い。 今日の図書の中でも、その典型的な話が掲載されている。よくある事なのかもしれないが、小さなことを容認していくと、やがて、とんでもないことなってしまう。 それは―“嘘”である。 著者が、掲載しているひとつは、ある工場長の話で、部下に社からの無理難題により過度な負担がかからないよう、社の意向を汲んだ報告―でっち上げのデータ―を行うという話である。 社の優れた分析者は、そのデータをもとに分析し、次なる打ち手が経営に反映されていく。もともとデッチ上げなのだから、当然、企業は疲弊していき、競争力を失っていく・・・というものである。

    gruza03
    gruza03 2010/07/13
    製造業が競争力を失っていく―多くの場合、外的(=競争相手)に打ちのめされる、というより、自滅であることが多い。「それは―“嘘”である。」結局は、自分達の首を自分達で絞めてしまっているのである。
  • 『フリーライダー あなたの隣のただのり社員』,河合太介, 渡部幹

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 “フリーライダー”――― それは、経済学の書によれば― 「ある財に対する対価を支払わずに、その便益だけを享受する人*1」 である。 プロジェクトでも、何もしないでギャーギャー(かどうかは?)言って、ろくにタスクを遂行していないのに、プロジェクトが成功すれば、「私のおかげ」的な奴のことである(失敗すれば、『やめとけと言った』などといいます)。 *この段の内容は、記事下の参考にした記事(*2)に述べられている内容です。 【あ~、いるいる!】 多くのビジネスパーソンの方は、そう思われたと思う。このフリーライダーが現れた時の最大の問題は― これまでに多くの研究が行なわれているが、はっきりわかったことは、「どんなに士気の高い集団でも、ひとたびフリ

    『フリーライダー あなたの隣のただのり社員』,河合太介, 渡部幹
    gruza03
    gruza03 2010/06/28
    「ある財に対する対価を支払わずに、その便益だけを享受する人」「腐ったリンゴ効果」/「“所有”という時代遅れ」という思考そのものが、「腐ったリンゴ」を次々生み出し、他者を落としめ自己利益のみ追求する
  • 「日本経済とイノベーション」, 日本銀行

    日の記事は― 「わが国の経済が直面している根源的な課題」を“イノベーション”をキーワードに、日銀の白川総裁が講演したものである。 日経済の成長という観点から、根源的な問題は― 潜在成長率の低下、その背後にある人口減少や生産性の低迷。 を前提として、いくつか述べている。 イノベーションの概念について、“技術革新”というよりは、シュンペーターを用い― 企業が、新たな需要を掴み取るために行う様々な新しい取り組みであり、技術という要素に限定されない。 と、新たな結合を期待し、その推進役としての金融機関の重要性を述べている。 ・・・成長分野に低金利で投資。。。経営者に着眼して、投資したほうがいいかもしれませんね。 <参照元> 「日経済とイノベーション」 日銀行総裁 白川方明 2010年5月31日:日記者クラブにおける講演

    gruza03
    gruza03 2010/06/28
    ・・・成長分野に低金利で投資。。。経営者に着眼して、投資したほうがいいかもしれませんね。
  • 妥協は、事故の温床である。

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 “妥協”は事故を引き寄せる。 製品開発の場では、一見、ありえないような事故を想定して、検査、試験を行なう。さらに、それを定量化し、どの程度の影響があるかを見極める。 また、製造工程においても、環境なども含め影響がないか吟味し、種々の法律、指令、条令を鑑み、製品は、商品化されていく。 極論すれば、事故は、開発現場で一度は起きている。 それらの一連の事故確認行為は、次回の開発を行なうモチベーションが下がってしまうほど念入りである。 さて、ハインリッヒの法則とは― 「1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する」 (Wikipedia【ハインリッヒの法則】) というもので、特に生産現場では、よく知られてい

    妥協は、事故の温床である。
    gruza03
    gruza03 2010/06/28
    “妥協”は事故を引き寄せる。・・・短期的には「仕組み」、長期的には「教育」が有効な施策です。
  • お客様相談室は、企業のホームドクター。

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 お客様相談室―サービス、製品に何か問題があった時、顧客はここへ連絡する。皆様も一度は、連絡したことがあるかもしれない。 多角化した企業では、この部署の人材は、新入社員から育てて―とはいかない。そのほとんどは、各製品分野で品質保証をしてきたベテラン、また、開発、設計部門で役職定年を向かえたその道のプロが集まって、構成されている。 ボスも、長年品質保証を束ねてきた人である。 従って、多くの顧客からの問い合わせに、対応できる能力を備えている。特別に専門的な調査が必要な時は、開発部隊や、生産工場に問い合わせる。 それは、いわば、ホームドクターの紹介状みたいなものである。 製品、サービスを購入、利用する多くの場合、いや、例えば、自動車の購入など、

    お客様相談室は、企業のホームドクター。
    gruza03
    gruza03 2010/06/16
    多角化した企業では、この部署の人材は、新入社員から育てて―とはいかない。顧客は、各部署をたらい回しされ、ブランドの信頼は失墜する。・・・ブランド構築は死闘、費用は膨大―だが、破壊は一瞬でもある。
  • 「企業のイノベーション経営に関するアンケート」調査結果

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 NTTデータシステム科学研究所(RISS-Net)は、上場企業を中心に、題記の調査を行なっている(期間:2010.1.27-2.5)。 イノベーション経営カレッジと株式会社NTTデータは、日企業のイノベーション経営について、上場企業の経営企画部門を対象とした「企業のイノベーション経営に関するアンケート」調査を実施いたしました。 アンケートでは、“イノベーション経営”を「イノベーションが創出される環境を継続的に整えている経営」と定義し、その経営度の高低により、特徴を反映させている。 具体的には、経営者の意識、従業員の行動、外部の評価を参考に得点付けられている。要は、イノベーション経営度が高いとは、「イノベーションの必要性を認識し、何らか

    gruza03
    gruza03 2010/06/05
    『「イノベーションの必要性を認識し、何らかの行動を起こしている状態』/民間における営利追求を公益に無理に当て嵌め様とする思考が負のスパイラルを常に生み出すのか。頭が良すぎる人達への要求事項
  • 職能の単純化を進めると組織構造は複雑になる。

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 マクロ組織論における、組織の構造的要素のひとつに複雑性がある。 *他は「公式性」「集権性」(詳細はこちら) 「複雑性とは、作業の効率を高めることをねらって、職能を細分化する結果生まれる構造的特徴」 「細分化された職能を個別に見ると内容は単純になるが、その半面、組織構造は複雑化する(趣意)」 榊原清則,『経営学入門 上』, 日経文庫, 2002,pp106-107. いわゆる、管理は複雑化し、(“管理”の)効率が低下することが発生する。 「職能の単純化と組織構造の複雑化のジレンマである。」(同、趣意) これにより、マネジャーが、日常業務に忙殺されてしまえば、以前の記事でも記載したが(過去のエントリー「グレシャムの法則を使ったマーチ=サイモ

    gruza03
    gruza03 2010/06/05
    「複雑性とは、作業の効率を高めることをねらって、職能を細分化する結果生まれる構造的特徴」「細分化された職能を個別に見ると内容は単純になるが、その半面、組織構造は複雑化する(趣意)」
  • 『平気でうそをつく人たち―虚偽と邪悪の心理学』, M.スコット ペック

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 企業経営における、特に、モノづくりが得意であった日型企業の現在の大きな特徴は― ティッド他(2004;右欄の書籍)が指摘するように: 「潜在的に関連のある技術分野のすべてにおいて、自社内で専門性を維持することができる企業は現在ではほとんどなくなってきている。」 ということである。 多くの伝統的製造業は、“カイゼン”程度では、現状はよくならず、次の期ばかりを気にした全社的なコストダウンを繰り返していては、やがては、当該組織の強みも、なくなってしまうことを示唆しているといえるだろう。 その組織も、業務の手続きも、大きな組織(集団)の中では、専門化が進み― 「“集団”の持つ利点のひとつは、“専門化”であり、これは、当該集団の目的を効率よく機

    『平気でうそをつく人たち―虚偽と邪悪の心理学』, M.スコット ペック
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    gruza03 2010/05/31
    「中心化しすぎた“企業や資本の論理”を、できるだけ、ヒト(従業員など)の論理へと―」「個々の人間が、それぞれ自分の属している集団――組織――全体の行動に直接責任を持つ時代が来るのを待つ以外に道はない」
  • グレシャムの法則を使ったマーチ=サイモンの説明

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。

    グレシャムの法則を使ったマーチ=サイモンの説明
    gruza03
    gruza03 2010/05/31
    ・・・Kaizen―カイゼンだけで大きな成果が上げられたのは、よほど幸せな状況だったのである。/「失われた××年」を続けれることは、「知=権力」にとって幸せな時代(言論の自由と浪費)ではあるが、下々にとっては迷惑。
  • 研究開発の創造的行為に、実験計画法やタグチメソッドは仕事をしてくれない。

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 ある会議にて― 「・・・で、このデータを解析したところ、有意ですので、○○因子は、この製品の機能発達には有効です。」 「つきましては、ここでは、該当資材の・・・製造方法の・・・」 と進んでいく。。。 一見、普通のようだが、確かに、(冒頭の)研究、開発陣が自らの成果の確からしさを証明するのは―数字、特に、統計的な有意性ではある。 だからと言って、統計・解析が研究にヒントを与える事とは意味が違う。 伝統的な“ものづくり”では、工場でQCが多用される。その中には、多くの統計的な手法、ひいては実験計画法などがあり、こういった工業数学が、過大評価されている嫌いがある。 統計的な検定とは、結果論であり、通常の研究開発活動とは―― 仮説を立てる仮説を

    研究開発の創造的行為に、実験計画法やタグチメソッドは仕事をしてくれない。
    gruza03
    gruza03 2010/05/17
    伝統的な“ものづくり”では、工場でQCが多用される。その中には、多くの統計的な手法、ひいては実験計画法などがあり、こういった工業数学が、過大評価されている嫌いがある。本領発揮は、“最適化”です。
  • データの“肝”をずらしてはいけません。

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 製造業で形骸化しているとは言え、小集団活動に類似した業務などで、特に工場では“歩留まり*”が主要な指標であることが多い。 *「原料(素材)の投入量から期待される生産量に対して、実際に得られた製品生産数(量)比率」のこと(Wikipedia「歩留まり」より) 確かに、現代の工場における歩留まりは、ある意味凄まじい数字ではある。それこそ“95程度では低い”程まで、カイゼンが積重ねられている。 とはいうものの、だからといって、マネジャーにとってはその数字は、プライマリーに考えてはいけない。 いくら、オペレーターが 「歩留まりは、99.0です。」 と言おうとも、大切なのは・・・ XYZ製品の歩留まりと廃棄費用 調査期間:20XX-mm-dd~d

    データの“肝”をずらしてはいけません。
    gruza03
    gruza03 2010/05/13
    どれかひとつくらいは、高得点であることは当然である。/“市場占有率が1位で、その事業が赤字なら、長くはない・・・だろう。”/・・・データの“肝”をずらしてはいけません。
  • データの解釈には、思惑があります。

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 今日は、統計解析(というよりデータです)の集計に関する記事です。 ある企業の■■製品の○○サービスについての調査が行なわれた。会議では、以下のデータが示され: ■■製品の○○サービスについての調査 調査期間:○○~○○、対象:XXXXX 「このサービスに興味がある顧客においては、実に70%を超える方の、利用、もしくは今後の利用が見込めます。」 と発言があった。 もちろん、企業には種々のシーンがあるので、この記事の主題のようなことがすべてにおいて、起こるわけではない。 が、実は、彼は(彼女は)、一枚、データの分析を省略している(としましょう)。 例えば下: このグラフにおける、パイチャート(左)。よく見ると、■■製品の○○サービスに興味が

    データの解釈には、思惑があります。
    gruza03
    gruza03 2010/05/07
    要は、この解釈なのである。数字やグラフは、時に、根拠に見えてしまうのが不思議です。・・・データの解釈には、思惑があります。
  • データのズレ―それは、測定器の違いです。2/2

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 (つづき) 前記事では、測定に関する<方法と精度>の“方法”について述べた。 今回は、“精度”についてである。これは、例えが分かりやすい。 *   *   *   * ある製品の工程では、最終工程の検査で、製品の強度テストが行なわれていた。大抵、20単位程度の製品を試験に用いていた。 「試験に用いていた」―いい表現であるが、要は、破壊試験なので、製品を壊すだけのことである。良品の廃棄に等しい。なので、単価が高い製品であればあるほど、この検査の個数は少ないほうがいい。 その強度はN(ニュートン)で示され、250N以上であればいいらしいが、データを見ると・・・ 600N 500N 700N 700N 500N 800N . . . 「待て待

    gruza03
    gruza03 2010/05/07
    あくまで、注意すべきは、“方法”と“精度”なのです。