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ブックマーク / tech-d.blogspot.com (69)

  • ヒューマンエラーの誤解

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 人的な作業って、どれぐらいミスをするのだろうか? 中央大学理工学部、中條先生の開発工学研究室では、過去の人間信頼性工学の分野における研究成果を公開している。 その中の「ものづくりサービス提供におけるエラー防止」では、ヒューマンエラーの特性について掲載されている。 対象となる作業が異なれば、エラー率も異なるが、発生率は、多くの場合1%未満である。 さて、実際にエラーが発生した場合はどうするか? ここで、上記資料での「ヒューマンエラーにおける誤解」を述べると― ヒューマンエラーは― ①注意力によって防ぐことができる。 ②教育・訓練により防ぐことができる。 ③検査・確認により防ぐことができる。 である。そう、これらは誤解なのである。 工場では

    ヒューマンエラーの誤解
    gruza03
    gruza03 2011/01/21
    人的な作業の改良には、習得の期間が必要なので時間がかかるからである。システムに人的な作業を取り入れると、エラー率1%未満のプロセスであると認識しなければならない。結論的には、工場に撲滅運動はいらない
  • 「プロダクト・イノベーションと経済成長:日本の経験」, 経済産業研究所

    少子・高齢化のもとでの経済成長のエンジンは「プロダクト・イノベーション」である。 レポートでは、「産業構造の変化による検証、ミクロデータによる事例研究、中間投入を通じてプロダクト・イノベーションの影響を分析した。」ものである。 知見の一つに― 「小売店の売上データを利用した事例研究では、プロダクト・イノベーションの根源的な制約が需要の不確実性であること、規制緩和は成長促進策となりえること」 を述べている。 最終的には、「新興国の中間層」をボリュームゾーンとして重要視している。 新興国をボリュームゾーンにするのであれば、これまでの日型スタイル(プロセスよいうよりプロダクト重視)で十分であることを逆から言っているような気がするのですが・・・ (ご紹介まで。) <参照元> 「プロダクト・イノベーションと経済成長:日の経験」 RIETI Policy Discussion Paper Ser

    gruza03
    gruza03 2011/01/04
    新興国をボリュームゾーンにするのであれば、これまでの日本型スタイル(プロセスよいうよりプロダクト重視)で十分であることを逆から言っているような気がするのですが・・・/逆に言うと日本の勝ちパターンを崩す
  • 「世界から見た日本の姿~グローバル化の反面教師 日本という現実」, マーサー ジャパン

    企業は、過去の日企業の成功の源泉や要因を冷静に見つめた上で、新しい環境の中で、新たな競争優位の源泉をもたらす組織・人事の姿を、新たなWayのあり方を、一から問い直していかなければならないのではないだろうか。 コラム執筆者は、Harvard Business Reviewでの日を取り扱った記事をもとに、日のグローバル化へ警鐘を鳴らしている。 日のかつての強みが、弱みと転じている指摘は、気づきにくい点である。 もちろん、コラムの中で引用している論文を盲目的に肯定することには、懐疑的であるが、筆者は次のように締めくくっている。 自社のWayを各国のコンテクストの中で柔軟に解釈し実践していくマネジメントが必要である。 (ご紹介まで) <参照元> ○「世界から見た日の姿~グローバル化の反面教師 日という現実」 マーサー ジャパン, 2010年11月12日

    「世界から見た日本の姿~グローバル化の反面教師 日本という現実」, マーサー ジャパン
    gruza03
    gruza03 2010/12/13
    日本のグローバル化へ警鐘を鳴らしている。日本のかつての強みが、弱みと転じている指摘は、気づきにくい点である。/ゲームを制作しても、各国特有の嗜好がある。オプションの対応が可能な状態を用意するなのだろう
  • “最近の若者は・・・”という議論

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 内向き、下向き、後ろ向き― 確かに、日は閉塞感に覆われている。 そんな、状況であるゆえ、現在の若者といわれる10代後半~20代の方をはじめ“草系”に代表される比喩が用いられたり、実際に、育った環境が失われた期間なので、そのような影響を受けている場合も多いかもしれない。 2001年から、産業能率大学が、主に新入社員を対象に行ってきたアンケートによれば*、やはり、「海外で働きたくない」が約半数を占めている。 *「第4回新入社員のグローバル意識調査」, 産業能率大学 この数字が云々ではなく、この回答の割合は2001年からの通算4度の調査で増加傾向であるということから、そういった論調も見られるのだが、反面・・・ 「どんな国・地域でも働きたい

    “最近の若者は・・・”という議論
    gruza03
    gruza03 2010/12/08
    「どんな国・地域でも働きたい」と回答した割合は27.0%であり、過去最高なのである。頼もしい若者である。・・・学習への投資は、裏切りません。/自他共に認めるほどの力のある若者ほど。なのだろう。託すべき人材は
  • 「知の時代の到来」日本再生への提言, 経済産業研究所

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 失われた20年ともいわれる長期経済停滞から日が再び躍動する社会に再生し、世界をリードしていくにはどうしたらいいのだろうか。 「多様性」―そのキーワードの中で、著者は、「集積」をひとつに挙げている。頭脳が集積すれば、種々のシナジーを生む。 これからは、多様性と自律性が質的に重要で、あらゆる組織間、都市地域間、国際地域間において、知の交流と人材の流動化を活性化する必要がある。 将来的な日についても― 産業集積、知的集積、知的クラスターなどを核とする独自の特色を持つ地域を、たとえば10ぐらいの連邦のようなかたちで作る。それらが競争、連携することによって日中に知のルネサンスが起き、ひいては世界をリードするイノベーションの場となる可能性が

    「知の時代の到来」日本再生への提言, 経済産業研究所
    gruza03
    gruza03 2010/12/02
    特定の国や地域の近距離に頭脳が集積していることがその国や地域の産業競争力強化のために重要であるを示唆している。「多様性」「集積」日本中に知のルネサンスが起き、ひいては世界をリードするイノベーションの場
  • “○○(技法)は有効か?”

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 “○○(技法)は有効か?” 様々な産業、変化の激しい経営環境のなか、よく議論されることである。例えば、製造業であれば、QCに始まり、その詳論、また、経営学の流行に沿ったものであろう。 ―クロスファンクショナルなチーム構成が望ましい。 ―○○会計がいい。 ―○○方式が優れている。 確かに、企業には問題や課題は山積している。不確実な将来への備えを、限られた資源で行わなくてはならない。 だが、これを導入すれば、何とかなるという魔法は存在しない。 (んなことわかってるって!) なんて、このような文章を見ればそうなのだが、意外に、企業の抱えている問題や課題とソリューションのミスマッチは多い。 また、ソリューションは一つとは限らない。問題、課題毎に

    “○○(技法)は有効か?”
    gruza03
    gruza03 2010/12/02
    これを導入すれば、何とかなるという魔法は存在しない。・・・探すな、考えろ・・・ですかね。。。最近の課題、問題は複雑であるため、その本質を分析してくれるほうが、歓迎なのである。
  • 「地域活性化における地域イノベーション政策の効果~クラスター政策は開業率を押し上げるか?」, 内閣府 経済社会総合研究所

    「地域活性化における地域イノベーション政策の効果~クラスター政策は開業率を押し上げるか?」, 内閣府 経済社会総合研究所 2010年11月24日 イノベーションレポート 地域経済の活性化や国内産業の国際競争力を強化するための政策―この内容に関わらず、政策など何らかの施策がどのような効果を発揮したのか、などの検証作業は大切なことであり、例えば、製造業では、“品質管理” として製品・サービスの品質を管理している。 さて、紹介するレポートでは― 地域活性化の成果指標として民営事業所の開業率を用いて、クラスタ―政策(「知的クラスター創成事業」「都市エリア産学官連携事業」)の実施地域と非実施地域で開業率に差があったかどうかについて実証分析を行った。 というもので― 政策実施からの経過時間が長いほどその効果が大きくなっている。 ことを明らかにした。 (ご紹介まで) <参照元> ○「地域活性化における地

    「地域活性化における地域イノベーション政策の効果~クラスター政策は開業率を押し上げるか?」, 内閣府 経済社会総合研究所
    gruza03
    gruza03 2010/11/26
    地域活性化の成果指標として民営事業所の開業率を用いて、クラスタ―政策(「知的クラスター創成事業」「都市エリア産学官連携事業」)の実施地域と非実施地域で開業率に差があったかどうかについて実証分析を行った
  • グローバル化、多様化、そして人材

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 “人材”-それは、多くの組織において、目的達成の成否を決する事柄で、例えば、“リーダーシップ”についても、いまだに多くのことが研究され、その知見は散見される。 歴史を振り返っても、人材の大切さは、武田信玄の「人は石垣*」、中国歴史では、毛遂を見落としていた平原君の「嚢中(のうちゅう)の錐(きり)**」などは典型的に語られるものである。 * Wikipedia 【武田信玄】、** Wikipedia 【平原君】より。 ヨーロッパに目を転じれば、古代ローマ史の教訓として「人材は欠乏するのではなく、活用するメカニズムが機能しなくなる(趣意)***」と亡国の悲劇を述べている。 *** 塩野七生, 『日人へ 国家と歴史篇 (文春新書)』, 文

    グローバル化、多様化、そして人材
    gruza03
    gruza03 2010/11/26
    「人材は欠乏するのではなく、活用するメカニズムが機能しなくなる(趣意)***」と亡国の悲劇/一般論として、グローバル化に対応しなければならない企業には、グローバルな人材が必要なことは言うまでもない
  • 「成長戦略産業と日本経済:成長戦略と日本経済」, 経済企画協会

    今後の日の経済において― 「新成長戦略」の基的な考え方は、長引く経済の停滞から脱却するためには、新たな需要創出と雇用創出の好循環が必要というものである。 このレポートでは、グリーン・イノベーション、ライフ・イノベーションなどの施策を概観している。 予想される規模は、上の2つのイノベーションを合わせて約100兆円の需要創造、300万人強の雇用創造である。 (ご紹介まで) <参照元> ○「成長戦略産業と日経済:成長戦略と日経済」 経済企画協会, 2010年10月30日

    gruza03
    gruza03 2010/11/26
    グリーン・イノベーション、ライフ・イノベーションなどの施策/予想される規模は、上の2つのイノベーションを合わせて約100兆円の需要創造、300万人強の雇用創造である。
  • 消費者を代表する声は誰の声か?

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 企業の会議では、顧客、消費者の声を様々な形で聞くことが出来る。 それは、販売員の足であったり、購買部員のヒアリング、開発員の技術調査から…など多岐にわたる。 ただ、それらは、当該企業の代表的調査結果とは言い難い。また、それらを統合的に分析する従業員も皆無であろう。 その代表的に成りうる調査のひとつが“アンケート”である。 アンケートに関しての勘違いのひとつは、“アンケートの質問構成が誘導的になってはいけない”に過剰反応した“アンケートに意図は持ち込まない”という実施者の思いである。 それは、(当該企業のある製品なのに)まるで国民の意見を聞くような、気高い思いである。 新入社員やマーケティング部門一年生であれば、その思いは必要であろうが、

    gruza03
    gruza03 2010/11/26
    アンケートには何かしらの意図はある。仮説の検証を補足するため経営陣を説得する材料にする。アンケートの結果を本社のマーケティング部門が過剰に「顧客」「消費者」の代表にしてしまうことも誡めなければならない
  • “変化”と“変更”、そして“変革”

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 変化―ある性質、状態などが他の性質や状態に変わること。 変更―変え改めること。 変革―社会、制度などを変え改めること。また、変わり改まること。 (『現代国語例解辞典』, 小学館, 1985より。) そして、イノベーションとは、基的には<何かを新しくする>ことである。“変化”とともに述べられることが多い。 製造業では、製品をはじめ、製造、納入など、各種の“仕様”が存在し、その手続きのひとつに“変更”がある。いわば、期間限定のお試し期間的な目的でこの手続きは認められる。 (「仕様を変更する」など) なので、「変わる」ことを意味する中では、結構、意味合いが軽く使われる。 厄介なのは、“イノベーション”を“変更”的に捉え、経営、運営に活かそう

    “変化”と“変更”、そして“変革”
    gruza03
    gruza03 2010/11/23
    こういった議論で大切なことは、「何を何にどのように変えるか 『TOCハンドブック―制約条件の理論』」である。かつて日本が嫌ってきた四半期業績重視米国型経営であって、リストラが最もその期待に応える運営である
  • 「日本企業は日本を捨てたのか」, 東レ経営研究所

    「とうとう日企業が日を捨て始めた」とセンセーショナルにとらえるのは必ずしくも正しくない。 確かに、日企業の海外シフトは続いている。その主要因が、円高によるものであれば、おそらくは、たとえ、円安になろうとも、日国内には戻ってこないであろう。 やはり、背景には―― 「新興国市場が先進国市場に代わってビジネスの主戦場になったという環境変化」 と述べられているような変化があったことも事実である。 海外の優れた人材、企業の国内への呼び込み――この分野は、日が一番苦手な部分かもしれませんね。 (ご紹介まで) <参照元> ○「日企業は日を捨てたのか」, 東レ経営研究所, 2010年10月 photo by Maco

    「日本企業は日本を捨てたのか」, 東レ経営研究所
    gruza03
    gruza03 2010/11/23
    確かに、日本企業の海外シフトは続いている。その主要因が、円高によるものであれば、おそらくは、たとえ、円安になろうとも、日本国内には戻ってこないであろう。
  • 「日本企業の競争力低下要因を探る~研究開発の視点からみた問題と課題」, みずほ総合研究所

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 研究開発投資が収益に結びにくい、いわゆる効率が低い。 このテーマは、研究開発を行う企業では、近年、大きな課題であり続けている。 背景には、レポートでは(趣意)― 「日の得意とするカイゼン=プロセス・イノベーションにおいて、欧米企業が製品のモジュール化や新興国を巻き込んだ製造モデルを構築したことにより、その価値が低下している。」 と述べている。 特に、技術に関して、何も真っ向勝負でなくていいので、日の従業員のカイゼン気質を身に付けることが困難であれば、他の方法で勝負すればいいのである。 やはり、研究開発を促進することそのもの、というよりそれらを収益に結びつけることが肝要であり、MOT人材の育成などを提唱している。 ご参考まで。 <参

    gruza03
    gruza03 2010/10/20
    「日本の得意とするカイゼン=プロセス・イノベーションにおいて、欧米企業が製品のモジュール化や新興国を巻き込んだ製造モデルを構築したことにより、その価値が低下している。」
  • 生産現場での混在―プッシュ or プル?

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 日の記事は、現場に近いものです。 *  *  *  *  * 生産方式といえば、それはもう・・・各企業の現場を監督、統括する担当者は、ビジネス・スクールで非製造業者出身の生徒に講義が可能な程の知識と経験を有していることだろう。 それほど、現代ではこの仕事は複雑化し、難易度は高くなっている。 とはいうものの、大まかな流れとしては、プッシュ、プルの2方式が考え易い例であり、恐らくは、これらに収斂すると思う。 ○プル方式―下流工程が部品を必要とするときだけ、上流工程はその必要量分生産、というものでJIT(ジャストインタイム生産システム:Wikipedia)がその説明に十分である*。 ○プッシュ方式(ORwikiでの解説)は、上流工程で部品加

    gruza03
    gruza03 2010/10/20
    生産方式とはいうものは、プッシュ、プルの2方式が考え易い例/プッシュは需要予測が容易であればパワフルな方法/プル方式は必要な時に、必要なものを、必要量だけ生産することを目的/共に、高度な従業員の教育を頼り
  • 『経済成長なき社会発展は可能か?』, セルジュ・ラトゥーシュ

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 近代日を考える上で、“西欧追随”はひとつの発展への路線であった。 企業においても、安かろう、悪かろうの製造を払拭する“カイゼン”へ発展し、また、そのハード面でも西欧を模倣してきた。 そういった“お手”とも言うべき先進諸国は、すでに経済成長率において、優等生ではなくなってきた。書は、「脱経済成長」に関する書籍である。 1部では「ポスト開発」を認識することから脱経済成長を見据え、2部では「脱成長」を進める、また社会の発展する方向を吟味している。 ↑↑↑↑↑ 書籍紹介はこれまで。 ↑↑↑↑↑ こういった最近の書籍で、思い出されるのは、企業で言えば、戦略、組織などのハード面に対したソフトな面である*。 *以前の“ソフト面”についての記事

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    gruza03 2010/10/06
    シュムペーターは、経済の発展について新結合(イノベーション)を述べている。ドラッカーは「意識的かつ組織的に変化を探すこと」。消費者は最も価値ある製品・サービスを望み、それ以外は最安値の対価しか払わない
  • 「バッテリースーパークラスターへの展開」、日本政策投資銀行

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。   リチウムイオン電池(Wikipedia)に関して、一般論的には― リチウムイオン電池は、ノートPC、携帯電話などにはじまり、自動車、さらに、今後、公共的な乗り物(バス、次世代電車)、蓄電的な用途(住宅、太陽電池等との併用など)、また産業機器など、用途の拡大が見込まれる電池であり、将来的に大きな市場へと成長することが予想されている。 という見解は妥当なものである。 その産業の中心地とも言えるのは、日の関西地方であり― 「『バッテリーベイ』という言葉をご存知だろうか。日のリチウムイオン電池、太陽電池の生産拠点をマップ化すると、両電池ともに関西に集中している。」(p2) 最近では―「NASAが宇宙ステーションプログラムでの置き

    「バッテリースーパークラスターへの展開」、日本政策投資銀行
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    gruza03 2010/10/06
    日本の化学・素材系企業が世界市場で圧倒的なシェアを占める。・・・低炭素社会へ― などと言われますが、原発もそうですし、日本には、その社会に対応する技術が蓄積されていますね。
  • “何をどこで、どのように学べばいいのか”に自分の考えを持つことが“人材”の第一条件かもしれない。

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 日・江戸幕府初代征夷大将軍―徳川家康(Wikipedia)、 中国・唐朝の名君―太宗(Wikipedia) また、日の近代史における、維新前後の活躍した人材―維新の立役者と後の体制の中心者たちなど・・・。 と言えば・・・「創業と守成」という面でこれらを語る(or 語られる)ことが多い。 ビジネス面では― 事業で言えば、立ち上げる、成長、維持していく― 製品・サービスで言えば、新たな機能を付加していく、既存機能を成長させる― というようなもので、どちらの側面も大変な作業である。 だが、企業においては、製品群、ひいては事業群のライフサイクルのマネジメントを鑑みると、この両方をマネージしていかなくてはならないことは言うまでもない。 この基

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    gruza03 2010/10/06
    物の売り買いひとつしたことのない職業教師に学ぶ“○○学(何らかの科目)”は、大学を卒業後、ほとんどは産業界へ巣立ってしまう生徒にどの程度有用であろうか?もちろん、(当たり前だが)これには解答がない。
  • 販売部門 vs 技術部門の論争(!?)

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 よくある“販売(マーケット部門含む)vs技術陣(開発含む)”の構図― “何故、利益が向上しないのか” について責任論に収斂しようとする不毛な議論、小競り合いも含めると、(各部門が専門化しているのであれば)ほとんどの企業で見られる光景である。 そういった中では― 販売・マーケット部門は― 技術的訴求を満たした製品の売上が向上すれば、営業力がついたと言い、それがない場合の低迷では、技術陣の責任を問う。 開発・技術部門は― 技術的訴求を満足できなかった製品の売上が向上すれば、過去からの技術の積上げが評価されたと言い、製品の機能を向上しても売れなければ、販売戦略の至らなさを叱責する。 これらの組合せをマトリクスにしたところで将来的価値のある議論

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    gruza03 2010/09/20
    “何故、利益が向上しないのか”問題なのは、詰め腹を切らされる―という背景があるということと、本質的な問題解決のアプローチの仕組み、風土を組織が有しているかどうかである・・・責任の所在より原因の所在です
  • 「QCサークルの効用と限界」より。

    社会人MBA-技術者編:MBA技術者の視点 技術と経営の橋渡し: MBA技術者の視点から研究開発、品質管理、シックスシグマ、データマイニングを探求します。 品質管理(QC)サークルは、短期間のうちに利益を約束するものではない。 *QCの概略はこちら。 このコラム(ウォールストリートジャーナルでの1982年の記事)は、上の最初のフレーズが結論である。 記事の掲載は1982年だが、この当時は、made in Japan が世界に席巻していた時期である。もちろん、QCサークルは戦略的な意思決定に影響を与えるものではないが、コラムでは、その成功要因として以下を挙げている。 ①労働者は聡明で、高い教育を受けている。 ②経営者は労働側を信頼して、価格データや重要情報をすすんで提供し、彼らのアイデアを実行に移すための権限を与えてきた。 ③労働側は快く、かつ熱心に協力する。 であり、効用の多くの源泉は、「

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    gruza03 2010/09/08
    品質管理(QC)サークルは、短期間のうちに利益を約束するものではない/大幅な原価引き下げに成功したのは、新たな製造法、設計技法、販売方法の改良、配送など、戦略的意思決定によるものである。QCサークルではない
  • 「イノベーションを加速する組織マネジメント」,NTTデータ経営研究所

    「組織力」を担う管理職は、組織マネジメント能力や管理職への意識が十分ではない。 企業の中では、管理職と言えども、昨今の経済事情などから多忙を極めている。部下の育成など言っていられない状況かもしれない。 外部からは、利益を求められ、内外的にも人材育成に注力することへの資源投入量が減少してきていることだろう。 レポートでは: 組織マネジメントにおいて― (1)どのような人材が求められるか(人材像) (2)いかに役割を果たしていくのか(役割分担) (3)いかに任用・育成するのか(任用・育成制度) の観点から、主な課題を言及している。 結局のところ、当該組織がどのようなビジョンで進むのかを示さなければ、どのような人材が必要であるのかはわからない。 *紹介まで <参照元> イノベーションを加速する組織マネジメント:管理職シリーズ第4回 2010年7月,NTTデータ経営研究所「経営研レポート2010

    「イノベーションを加速する組織マネジメント」,NTTデータ経営研究所
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    gruza03 2010/08/27
    「組織力」を担う管理職は、組織マネジメント能力や管理職への意識が十分ではない。