意外と知られていないのですが、国民年金には、国民年金保険料の払込開始から使える、保険としての役割がプラスされています。 通常、国民年金と言えば、65歳以上からもらえる「老齢基礎年金(終身年金)」を思い浮かべる人が多いと思いますが、実は、国民年金には、障害保険・死亡保険としての機能もあるのです。 国民年金にある保険的な役割は、 ・ 障害基礎年金 ・ 遺族基礎年金 ・ 寡婦年金 ・ 死亡一時金 という4種類で成り立っています。 まず、障害基礎年金の方は、「国民年金加入中に病気やケガで1級・2級の障害を負った場合に、年金が支給される」という制度です。障害の状態にある間は、ずっと年金が支給されます。 そして、遺族基礎年金は、「国民年金加入者が死んだ時に、その人によって生活を維持されていた子供のある妻、もしくは、子供に対して支給される年金」です。 遺族基礎年金は、子供が18歳(高校卒業)するまで、ず