例えば磁気式カードで改札を通るときに、手をかざすだけで通れたら…もっと楽になりますよね。実現は不可能ではないのですが、「身体の中に埋め込む」だけです。実は既に身体に埋め込んだ人が世の中にいるんです。 サイボーグガールことゾーイさんは、左手の薬指にシリコンコーティングされたマグネットを埋め込んでおり、地場を感じたり、金属を持ち上げたりできたりと既に、人とは違う感覚をもっています。 そんな彼女が次に、手の中にNTAG216チップというNFCタグチップを埋め込んだそうです。ということはAndroidフォンなどのNFCデバイスにデータを送ったりもできるようになり、なんとそれを使ってゲーム(のキー)を配信可能なんですよ。 兄弟メディアコタクジャパンでは、実際に稼働している動画や、インプラントを埋め込む動画などを紹介するので、今後、サイボーグ化を検討中の方は確認をしてみてください。 source:コタ
何でも「ハック」っていうの、もうやめませんか?2014.05.15 12:0019,829 福田ミホ 生きてるだけで「世界をハック」とか、何じゃそりゃと。 言葉って、みんなが使うようになるとだんだん意味が広がってきて、何でもかんでもひとつの言葉で済ませてしまえるようになります。便利でもありますが、ちょっと違和感を感じることもあります。 たとえば最近よく見聞きする「ハック」。米Gizmodoのアシュリー・ファインバーグ記者が、「ハックハックって、みんな何でもハックにしすぎじゃ?」と苦言を呈してます。 --- ブロガーでもジャーナリストでもライターでもコメント書くだけの人でも、「ハック」って言葉を使い過ぎじゃないでしょうか。ただそこにあるものをハックとよぶのは、正しくありません。 「ハック」という言葉を使う場合、何らかの技術を役立てているとか、工夫をしているとかならまだわかります。というか、そ
まるでファンタジー映画でも観ているようです。 頭髪から生えている髪束をそのままよじり、抵抗力を高めるために糊で固めて制作されたバイオリンの弦。これは髪の持ち主であるアーティストTadas Maskimovasさんの作品。彼の実験的な試みによって「人は何でも楽器にできる」ということが証明されたわけですが、なにかそれ以上の行間を感じてしまう不思議な世界です。 身体の一部を楽器の一部として取り込むとき、その人の肉体も精神もまた楽器の一部になるのでしょう。 Omar Kardoudi - SPLOID[原文] (Rumi)
鳥肌立つレベル。世界の「AKIRA」ファンによる自主制作の実写映画、予告編を公開2014.05.14 16:1010,551 うぉぉ…思わず涙が…。 見終わった直後、また再生ボタンを押している自分がいました。 大友克洋の大作漫画「AKIRA」。アニメの劇場版(1988年)ともに大ヒットし、ワーナー・ブラザーズで実写化するという報道もありました。でも、ファンが集まって「みんなで楽しむために作った非営利作品」として公開した実写映画の予告編が、非常によくできています。何より原作へのリスペクトが端々まで感じられます。本当に好きなんだなあと。 この予告編には、巨額の予算を投じるハリウッド映画に劣らないエフェクト効果、ドラマ、そして編集が全て盛り込まれています。ファンが2年間かけて制作した手作りの動画だと言われて、信じられるでしょうか。いや、むしろファンだからここまでできるのでしょうね。 「私たちはク
これ、発明…? 特許ってときどき、「それって新しいの?」と思うようなものが認定されています。今週公開されたアマゾンの特許もそのひとつで、その内容は「白背景で写真を撮る方法」なんです。 その特許、名づけて「スタジオの配置(Studio arrangement)」の内容は、多くのカメラマンが今までもやってきたこととどう違うのかよくわかりません。なので、写真撮影を生業とする方々から「何でこれが特許に?」「自分も特許侵害って言われちゃうの?」と、非難と不安が入り混じった声があがっています。 この特許の中を見てみると、「白背景で撮影する際、シームレスな背景と一貫したルック&フィールを作り出す」ためのカメラの設定やスタジオ機材の配置が異様なほど細かく書かれています。 たとえばF値やISO感度、焦点距離などがこれでもかと列挙され、レンズとスタンド、光源がどんな位置関係で、それぞれどんな高さでどんな距離で
自然界に存在しない遺伝子情報を生命体に書き込む。 15年間の研究の結果、人工のDNA素材を含む生きた細胞を作る実験が世界で初めて成功しました。これによって、オンデマンドで新薬を作ることや、全く新しい生命体を創造することも可能になる、そんな夢のような世界が一歩近づきたってことでしょうか。 地球上の生命体はつねに4つのDNAパーツ(ヌクレオチド)からできていて、それらはA、T、C、Gという4つの文字で表現されています。が、今回の実験ではそこに新たなふたつのパーツ、「d5SICS」と「dNaM」を追加することに成功したんです。 「我々が手に入れたのは、従来より多くの遺伝子情報を保持できる細胞です」こう語るのは、15年間研究を率いてきたFloyd Romesberg氏です。彼は実験で、自然のDNAパーツに人工パーツを追加した人工DNAを作り出し、それを微生物に対し副作用を起こすことなく組み込みまし
絵画より大変そう。 パントーンが可視光線を6桁のカラーコードに分類して色見本帳を作る、さらに2世紀以上も前の話。オランダのライデン大学で中世の本を研究する歴史家のErik Kwakkelさんにより、フランスのエクス・アン・プロヴァンスの図書館、オンラインアーカイブ上で再発見された手描きの色見本帳が圧巻です。 1692年にオランダのアーティストによって制作された800ページにも及ぶ「Klaer lightende Spiegel der Verfkonst」というこの本は、各ページに考えうる全ての色が描かれており、水彩絵の具にたいして水をどれだけ混ぜるとその色を作れるかが分かるようになっているようです。 この本が制作された17世紀というとオランダ絵画の黄金期。なぜこれが作られたなどの詳しい起源などはわかっていないようなのですが、ErikさんによるとA. Boogertという名前の著者が色のマ
大聖堂という神聖な場所で、サイケデリックな光がフロア一面を満たす。想像しただけで意識が飛ばされますね。 こちらはモロッコのカサブランカにあるサクレ・クール大聖堂。4月に開催された「マジック・カーペット2014」の一幕です。作品名からもなんとなく想像がつくとおり、この模様はイスラム・アートのモザイクやカーペットにインスパイアされたデザインとなっています。 作者のMiguel Chevalierさんによると、この模様は人々の動きにあわせてインタラクティヴに変化していきいます。その様子は、ぜひ下の動画でどうぞ。部屋を暗くして全画面で見ると、どっぷり浸れそうです。 image by Miguel Chevalier source: designboom Sarah Zhang - Gizmodo US[原文] (Rumi)
ハンドルもキックペダルも、どこもかしこもウッディな木製ベスパ2014.05.05 20:00 武者良太 燃えないように、エンジンの調子には気をくばりたいですね。 ベスパの中でも一番美しいフェンダーライトのベスパが、Carlos Albertoさんの手によってブラッシュアップされました。ひと目でおわかりでしょう。ボディがウッディなんです。 さすがにエンジン、タンク、ホイールなどはメタルのままですが、フレームもホイールハウスもシートもハンドルも全部、木。レッグシールドからシートベース、フェンダーなんて一枚板ですよ。 突き板でお化粧した姿はまさに工芸品の風格。 タンデムシートをつけて、オードリー・ヘプバーンとローマの休日したくなります。 source: Carpintaria Carlos Alberto via TOXEL.COM (武者良太)
この夏はサングラスをなくさない、iBeaconを利用したサングラス「Tzukuri」2014.05.03 22:00 たもり サングラスまでもiPhoneとペアリングさせる時代になるとは…! 結構な値段はしたけど、ようやく自分にフィットするデザインのサングラスを買えた。でも、そんな大事なサングラスをどこかに置き忘れて紛失…なんてこと、経験した人もいるのでは? そんな悲劇をなくすべくオーストラリア発のTzukuriが開発したのは、iPhoneにアラートを出すことで置き忘れを防止する、iBeaconを使ったサングラスです。 その仕組みなんですが、製品のテンプル部分に搭載されたわずか3mm幅の省電力Bluetoothチップがカラクリになっています。使い方は簡単で、サングラスとiPhoneとを一度ペアリングさせてしまえばOK。 後は専用アプリがデバイス間の距離を認識し、16フィート(約5m)離れた
ささっと出来ればアウトドアももっと楽しく。 いよいよアウトドアが捗る季節の到来です。お手軽お庭でBBQもよし、キャンプで旅にでるもよし。とにかく外が楽しい時。さて、アウトドアで面倒なのは片付けと持ち運び。なので、それが少しでも楽になるグッズは大歓迎なわけです。このBBQグリルGrilloとかね。 見ての通り、折りたたみ可能なグリルです。簡単に、まるで傘のように折り畳めるのが特徴。見た目もNASAのサテライトみたいでカッコいい感じ。薪や炭を入れるところも、金属メッシュなので下から空気が入りよく燃えます。お鍋やケトルはもってこいでしょうが、お肉を焼くならさらに網がいるかしらね。 値段や発売時期などの詳細はまだ不明ですが、最近のアウトドアグッズは本当楽しみなものが多くてわくわくします。 source: Grillo via Notcot Andrew Liszewski - Gizmodo US
みんな知ってるあいつ。 この動物は、体は小さいながらも毎年75万人を殺していると推定され、死者数という意味では世界一凶暴な動物です。ビル・ゲイツ氏が公開した下の可視化データによると、サメやオオカミやライオンよりはるかに危険な存在です。 その動物とはそう、蚊。蚊はマラリアやデング熱といった病気を媒介します。そして蚊が媒介する伝染病の死者数は、他の危険そうな動物や人間による死者数を全部足したものよりさらに10万人以上も多いんです。 実際、怖がられているサメとかオオカミによる死者数は年間10人程度です。他にもヘビとかカタツムリ(!)とかも人間を死に至らしめてはいるんですが、こうして全体を見ると図抜けて怖いのは蚊、次に人間なんですね。 ゲイツ氏は以前から蚊によるマラリア被害に関する啓蒙活動に取り組んでいます。そして今週は自身のサイトThe Gates Notesで「Mosquito Week」(蚊
右も左もわからない、そんな時にこそ。 下を向いてスマホをいじりながら歩く「歩きスマホ」、危険だし社会問題にもなっていますよね。でも見知らぬ土地に来た時はGoogle Mapsに頼りたい気持ちもわかります。 そこでMITメディアラボの研究員Dhairya Dandさんによる、いちいちスマートフォンの画面を確認せずに目的地にガイドしてくれる、とってもスマートな靴のプロジェクト「SuperShoes」を紹介します。 これは厳密に言えば靴ではなく、靴の底に敷くシリコン製のインソール。そこにマイクロコントローラーとBluetooth、足の動きを感知するセンサーパッド、そして足の裏をくすぐる3つのヴァイブレーターが埋め込まれていて、しかもシリコン製なので曲げたりしても大丈夫。 使い方はまずスマートフォンとBluetoothで接続し、専用の「Shoe Central」と呼ばれるアプリを起動。ユーザーが行
1+1=Nexusキラー? これで3万円切るんだからAndroid業界激震ですねぇ…。 中国は深センのOnePlus社が今度出す「OnePlus One(HTC Oneとは別物)」は、Androidのフォーク版CyanogenModの持てる機能をそのまま忠実に再現したハイスペック携帯です。 まず舌を巻くのがハードウェア。2.5GHzクァッドコアCPUのSnapdragon 801、Adreno 330 GPU、3GBのRAM内蔵で、ディスプレイは5.5インチの1080p&IPS対応、表面はゴリラガラス3のレイヤーで保護されています。内蔵バッテリーは3100mAh。カメラは背面が13MPでf2.0、前面は5MPの広角フロントカメラ。接続はNFC、デュアルバンドWiFi、 Bluetooth 4.1対応でGPS、LTE、WCDMAまでサポートしてるので世界中で使えます。ひゃー。 デザインもスリ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く