https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1486737004 ウェルニッケ・コルサコフ症候群は健忘症の中でも稀なタイプで、アルコール依存者や栄養不良の人に起こります。この症候群は、急性の錯乱状態(ウェルニッケ脳症)と健忘症(コルサコフ症候群)の2つの異常が組み合わさったものです。コルサコフ症候群にかかっている人の約80%にウェルニッケ脳症も起きています。ウェルニッケ脳症とコルサコフ症候群は共に、体内の炭水化物の代謝に必要なチアミン(ビタミンB1)の不足が原因です。チアミンを含む食品を食べずにアルコールを大量に飲むと、脳へのチアミン供給不足になります。十分な量のチアミンを摂取していない栄養不良の人が、スパゲティなどの炭水化物の豊富な食事を多量に取ったり、糖分の多い飲みものを飲んだり、あるいは脱水治療のために大量のブド