弾丸列車から新幹線へ(4) 新大阪駅ができるまで 「東海道新幹線工事誌」より 戦前の弾丸列車計画のルートです。現東淀川駅北側に新大阪駅を設置する予定で、現東淀川区豊新付近には貨物駅を、鳥飼付近には貨車操車場を、立花付近には客車操車場が予定されていました。 「東海道新幹線工事誌」より 昭和34年頃、東海道新幹線の新大阪駅の計画において4つの案が検討されていたようです。(※ 図には3つしか入っていませんでした) (1)現大阪駅併設案 大阪駅北側に併設する案です。ただ、周辺の交通マヒにさらに拍車をかけることや、用地取得の難しさ、工事費の増大等が大きな課題でした。 (2)東淀川案 戦前の弾丸列車計画のルートを踏襲する案で、東淀川駅の北約200メートルの位置に設置する案です。この案は用地取得の点から見て、小住宅が雑居しており、大阪駅併設案についで難しいとされていたようです。 (3)宮操付近案 実は2