夕歩道 禁書の歴史をひもとけば、古代ギリシャの偉大な詩人ホメロスの作品を、未成年者には読ませてはならぬと、かのプラトンが言ったとか。英雄詩には、強い人間とともに、心の醜い人間も現れる。 大人の禁書は数知れず、子どもの禁書もまたあって、近年、その被害者はアメリカ・ディズニーのミッキーマウス。その漫画が大戦前のナチスドイツ、ソ連、またファシストのイタリアで禁止に。アメリカが赤狩りのころ、教科書からロビンフッドが消えた州があったそうだ。義賊ロビンは共産主義者ではないか、と。振り返ればバカバカしい。だが今「はだしのゲン」も危うい目に遭って。中日新聞 http://www.chunichi.co.jp/article/column/yuhodo/CK2013082102000257.html <関連記事> 『「はだしのゲン」はどんな本か』 http://sankei.jp.msn.com/polit
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