「朝鮮総連から電話が有り、金正日に逢えると聞かされ、号泣する」辻元清美という写真が出回っています。 これはデマです。 金正日に逢えると言われた事実はありません。 1996年、北朝鮮は、2年連続の洪水に見舞われれ、穀物の収穫が150万トン不足する見込みとなり、被災地域の一部では一人当たり一日の穀物配給量が200グラムに達しない「飢餓寸前」の厳しい状況にありました。 これを受けて、国連機関を始め、国際的に支援の動きが高まりました。 日本でも、国連世界食糧計画(WFP)、JA(農協)青森青年部、日本リサイクル市民の会、日本青年団協議会、日本国際ボランティアセンター、そして、ピースボートが協力し、米を救援物資として、運ぶ計画が立ち上がりました。 しかし、北朝鮮は、直前まで、日本側の船の入港を拒否していました。 出回っている写真は、入国を拒否していた北朝鮮が、入国を許可した電話がかかってきた場面です
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