君がいた夏は遠い夢の中 空に消えてった打ち上げ花火 (ジッタリン・ジン「夏祭り」) 聞いたら一発で覚えそうな二行。これ見ただけで曲が思い浮かんだ人も多いのではないでしょうか。 空に飛びはじける花火は、興奮するくらいに美しいのだけれども、一瞬で消えてしまいます。 それはちょうど、友人と遊んでいたときや、好きだった子といたときや、家族ですごした日々と置き換えることも出来ると思います。ああ、楽しかったあの瞬間。 そしてオタクならば、「好きだったマンガ・アニメが毎週見られていた日々」にも当てはまると思います。 …おおげさなのは分かっています。でも、好きだった作品の中で流れる時間をた時に、ぼんやりとそれを感じる瞬間って、オタクだったら経験あるんじゃないかと思うのですヨ。ましてや、それが永遠に終わらない気持ちでゆったりと見ていたならば、その時間の流れを感じたときの複雑な気持ちときたら。 ちょうど「らき