30日午後、北海道美唄市カーウシュナイの民家で、玄関に砲弾(直径約10センチ、長さ約18センチ)が置いてあるのを、消火栓の点検で地域を回っていた消防隊員が発見し、美唄署に通報した。 同署から連絡を受けた陸上自衛隊員が午後9時20分頃、砲弾と確認して回収した。戊辰戦争(1868〜69年)に使われた「4斤砲弾」とみられ、砲弾に信管はなく、爆発の危険は無かった。 発表によると、この家に住む無職女性(84)が昨年8月頃、自宅納屋で砲弾を見つけたが、何かわからないまま、玄関に置いていた。自宅を訪れた消防隊員に確認を依頼し、砲弾とわかった。