JRの情報非開示批判 難波副知事講演「話進まない根本」【大井川とリニア】 リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を巡り、難波喬司副知事は18日、島田市内で開かれた自治会の会合で講演し、JR東海が県の求める資料を提示せず、情報開示に消極的な姿勢を続けてきたとして「JRと話が進まない根本的なところだ」と批判した。 難波喬司副知事がリニア中央新幹線工事に伴う大井川の水問題を説明した研修会で、質問する参加者=18日午前、島田市内 流域に当たる島田、藤枝、焼津3市の自治会長約150人が聴講した。難波副知事はリニア工事を巡るJRとの協議状況を、大型マンション建設を不安視する近隣住民と業者のやりとりにたとえ、「業者が『影響がない』と言い切り、ちゃんとした資料を出さずに『とにかく大丈夫』『偉い先生に聞いてお墨付きを得た』と言う」と説明した。 資料の提出や、精度の低い流量予測をやめるよう要請してもJ