北海道新幹線の新函館北斗-札幌間(212キロ)について、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)と国土交通省は19日、2030年度末の札幌開業を断念することを来週にも正式表明する方向で最終調整に入った。トンネルの難工事が相次ぐなどして31年度以降に工期を延長せざるを得なくなり、建設業者らへの発注を含めた調整を進めるため、目標に間に合わない状況を明らかにする。新たな目標は当面示さず、今後は有識者会議で延期期間の短縮策を含め議論する。...
北海道新幹線の新函館北斗-札幌間(212キロ)について、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)と国土交通省は19日、2030年度末の札幌開業を断念することを来週にも正式表明する方向で最終調整に入った。トンネルの難工事が相次ぐなどして31年度以降に工期を延長せざるを得なくなり、建設業者らへの発注を含めた調整を進めるため、目標に間に合わない状況を明らかにする。新たな目標は当面示さず、今後は有識者会議で延期期間の短縮策を含め議論する。...
【函館】函館市の大泉潤市長が掲げる北海道新幹線の函館駅乗り入れを巡り、市が行った調査の結果が27日、判明した。新函館北斗―函館間(18キロ)への通常規格の新幹線乗り入れは可能と結論付け、整備費を約161億~169億円と試算。29日に公表する。大泉市長は乗り入れに向けた議論を今後加速させるとみられ、JR北海道など関係機関との調整が焦点となる。 関係者が明らかにした。調査は市がコンサルタント会社に委託。在来線の線路にレールを1本加える三線軌条方式を新函館北斗駅から函館駅に向かう上り線で採用し、車両が小さいミニ新幹線ではなく通常規格の新幹線を引き込むことができるとした。新幹線の五稜郭駅への停車も見込む。...
【函館】函館市の大泉潤市長が目指す北海道新幹線の函館駅乗り入れを巡り、同市がコンサルタント会社に委託している検討調査の中間報告の内容が9日、分かった。焦点の整備費や収支予測に関する金額には触れなかった。一方、乗り入れの技術的な課題として、函館駅の改良の必要性などを挙げた。近く公表する。 中間報告では「整備費」「旅客予測」「乗り入れ効果の検証」など6分野で計26の調査項目を挙げ、運行ダイヤの検討をはじめ16項目に着手したと説明。函館駅改良のほか、新幹線車両を在来線に引き込むための整備などが必要とし、運行管理システムの改修も検討課題とした。 こうした費用を含む整備費や乗客数の試算、収支予測は、フル規格の新幹線やミニ新幹線といった乗り入れる車両の条件別に、年度内に示す調査結果に盛り込む。JR北海道や第三セクターといった運行主体別の比較結果や、乗り入れの技術的な可能性の有無も明らかにする方針。..
自民党の杉田水脈衆院議員がブログなどでアイヌ民族を侮辱的に表現した問題について、札幌法務局が「人権侵犯の事実があった」と認定し、杉田議員側に人権尊重への理解を求める「啓発」を行ったことが19日、分かった。法務局に人権救済の申し立てをしていた当事者らが明らかにした。...
安倍晋三元首相は、首相在任中に取り組んだ北方領土問題を含むロシアとの平和条約交渉について、北海道新聞の単独インタビューに答えた。安倍氏は2018年11月のシンガポールでの日ロ首脳会談で、歯舞群島と色丹島の日本への引き渡しを明記した日ソ共同宣言を交渉の基礎としたことについて「100点を狙って0点なら何の意味もない。到達点に至れる可能性があるものを投げかける必要があった」と述べ、北方四島の返還ではなく、2島返還を軸とした交渉に転換したことを事実上認めた。「路線を考え直せば日ロ関係は100パーセント後退する」とも述べ、岸田文雄首相に対ロ外交戦略の継承を求めた。 インタビューは17日に東京都内で行った。安倍氏とロシアのプーチン大統領はシンガポールでの首脳会談で、1956年の同宣言を基礎に交渉を加速することで合意した。安倍氏が四島返還からの転換を認め、意図などを具体的に語ったのは初めて。ただ、その後
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