2015・12・7授業紹介,読みもの 細野晴臣客員教授特別講義レポート「戦後日本とアメリカのポピュラー音楽の伝承」前編 来たる12月10日、細野晴臣ポピュラーカルチャー学部客員教授による特別講義が開かれます。2013年の学部開設以来、細野さんは、自身の音楽体験と、そこに大きな影響を及ぼしてきたアメリカ文化という一貫したテーマのもと、さまざまな観点から講義を展開されてきました(第5回のレポートはこちら)。約1年ぶりとなる講義を控えて、これまでの全5回の講義内容をおさらいすべく、音楽コース2回生の堀江元気さんに講義レポートを寄稿していただきました。前後編に分けて掲載します。 京都精華大学ポピュラーカルチャー学部の客員教授を務める細野晴臣が5回にわたり行ってきた特別講義。多岐にわたる話題の中でも全講義に通底しているテーマは“アメリカのポピュラー音楽の伝承”である。 現代における日本の音楽シーンの
白い杖(つえ)を体の前に高く掲げ、立ち止まる人がいたら何を意味するか、ご存じだろうか。視覚障害者が助けを求めるポーズで、「白杖(はくじょう)SOSシグナル」と呼ばれる。考案されて四十年近くがたつが、一般に知られておらず、障害者団体は普及に本腰を入れ始めた。九日まで「障害者週間」。 (荘加卓嗣) 「いつもと逆の方向に向かったら迷ってしまった。ちょっと困ったな」。七月の夕方、東京都新宿区内。団体職員小川敏一さん(34)=埼玉県富士見市=が白杖を掲げ、歩道に立ち尽くしていた。 生まれつき弱視だった。右目は光を感じる程度。左目は矯正しても視力が0・03で、視野欠損がある。それでも週に五日、福祉器具を販売する新宿区内の職場に一人で通っている。電車を乗り継ぎ、一時間弱の道のりだ。
キャバレー経営者 福富太郎 ふくとみ・たろう/1931年、東京都生まれ。16歳から銀座で働き始め、バーテンダーやキャバレーのボーイ、支配人などを経験する。57年、26歳の時に独立、キャバレー「ハリウッド」チェーンを展開し、「キャバレー太郎」の異名をとった。現在も経営を続ける一方で、浮世絵などの日本画や洋画の収集家としても知られている(撮影/写真部・堀内慶太郎)この記事の写真をすべて見る キャバレー「ハリウッド」チェーンを展開し、「キャバレー太郎」の異名をとった福富太郎さん(84)。満州行きを逃れ、生き延びた彼が戦後間近にあった市民の戦争史を明かした。 * * * 戦争も終わりの頃になると、いろいろなデマが飛んでね。 学校に行ったらね、同級生の奴が言うには、焼け跡を歩いていたら赤ん坊の死骸があったと。その赤ん坊がピョコンと飛び起きて、「おじさん、ラッキョウ食べなさいよ」って、口をきいたん
入所者の男性(左)に料理を出す古川さん=東京都東村山市の多磨全生園で2015年12月7日午前、賀川智子撮影 東京都東村山市のハンセン病療養施設「国立療養所多磨全生園」内のレストラン「なごみ」が7日、3カ月ぶりに営業を再開した。撤退した業者に代わって切り盛りするのは、すし店の元おかみ、古川美智子さん(64)。夫の死で引きこもりになったが、周囲の支えで立ち直れた古川さんは「いろいろな世代の人が入所者と気軽に話せる交流拠点にしたい」と張り切っている。 「みっちゃん」。親しみを込めて愛称で呼ばれる古川さんは、市内のすし店に20歳で嫁いだ。4年前に夫の正さんを亡くし、悲しみから1年間家に引きこもって泣き暮らした。立ち直れたのは「子供や周りが励ましてくれたから」。支え合いの大切さを実感して「お年寄りが気軽に話せて元気になれる場にしたい」と昨年5月、食堂「交流基地みっちゃんち」を市内に開店。500円でラ
今年3月、神戸市長田区にオープンした「神戸アニメストリート」の目玉形ロゴをめぐり、世界的な現代芸術家村上隆さんが「村上作品と誤認される恐れがある」と使用中止を求めていたことが分かった。同ストリート側は「盗用ではない」と主張する一方、もともとロゴ変更の予定があったことなどから、来年3月末で使用をやめる。(堀内達成) 同ストリートはアニメに特化したまちづくりを進める同市と兵庫県などの連携事業でアスタくにづか3番館と5番館にオープン。コスプレ衣装を扱う店などが並び株式会社「神戸アニメストリート」が運営する。 村上さんの代理人や同社によると、同社がホームページなどで使っているロゴについてインターネット上で「村上作品と似ている」とうわさが広がり、7月に村上さん側が同社と連絡を取った。協議の結果、来年3月末で使用を中止することなどで今年12月に入って合意したという。 村上さんの代理人は「著作権侵
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