Appleに限らずスマートフォンメーカーは、そのデバイスやOSについて、最大限の機能を発揮できるよう気を配って開発にあたるのは、当たり前のことだ。しかし、一般的なユーザーがスマートフォンを利用する際には、非常に多くの「外部要因」による制約や問題が存在している。 Appleは、ユーザーからある機能に関連して訴訟を起こされた。その機能は、iOS 9に搭載され、標準でONになっているWi-Fiアシスト機能だ。ユーザーは、Wi-Fi接続していたはずなのに、自動的にモバイルデータ通信に切り替わっており、予期せぬデータ通信量を請求された、という。 iPhoneやiPadなど、モバイルデータ通信をサポートするiOS 9対応デバイスで発生している「Wi-Fiアシスト問題」。Wi-Fi接続中、ユーザーが意図しないタイミングでデータ通信が発生してしまう問題で、日本のユーザーも無関係ではない この機能は、iPh