内閣府は12月18日、2016年1月に運用が開始される「マイナンバー制度」について、報道機関向けに説明会を開催。マイナンバー制度の仕組みや運用方法など、世の中のさまざまな疑問に対して、内閣官房内閣審議官であり番号制度担当室長としてマイナンバーの制度設計を担当した向井治紀氏が説明した。 ここでは、ビジネスパーソンの日常生活に関連する部分や、すでに交付が開始されている個人番号カード(マイナンバーカード)の仕組み、情報セキュリティの設計などについて紹介する。 マイナンバー制度は「データベースの一元化」ではない 政府による社会保険と税の一体改革の中から誕生したマイナンバー制度だが、世の中には「国民の情報を一元管理するのか」という批判も多い。しかし、向井氏によるとマイナンバー制度の根本的な目的は、各地方自治体が管理する住民票コード(住民基本台帳番号)、年金機構が管理する基礎年金番号、厚生労働省が管理
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