ルワンダ南部フイエで開かれたアフリカ地域菌草技術セミナーで講義する林占熺氏(2024年8月4日撮影)。(c)Xinhua News 【8月30日 Xinhua News】中国で原木ではなく草本植物を用いてキノコを栽培する「菌草」技術を開発した林占熺(りん・せんき)氏は、80歳を過ぎても忙しく活動を続け、海外へもこの半年で4回出かけている。 旧暦1月15日の元宵節(2月24日)には南太平洋の島国フィジーの菌草畑で研修生に講義し、初夏には長年勤務したパプアニューギニアと菌草技術が初めて国際的な賞を受けたスイスを再訪し、技術の応用と産業の発展に関する現在の考えを披露した。8月は、初旬に東アフリカのルワンダで若い生産者らの収穫作業に参加して彼らが大きなキノコを手に満面の笑みを浮かべる姿を目にし、中旬にはエジプトで農業相に菌草技術の応用による砂漠化対策の利点を紹介し、協力の見通しについて意見交換した