そうです。つまり、宮本さんによれば、 「アイデアというのは 複数の問題を一気に解決するものである」 ということなんですが、 この話を事務所のみんなにしたところ、 ものすごく感心されまして。 せっかく岩田さんがいらっしゃってることだし、 あの宮本さんの発言の意図と、岩田さんの分析を くわしく聞かせてもらえたらなと思うんですが。
ご存知の通り、サッドカフェは、 なみだを浮かべたラッコがウエイターをしている、 滝のなかにあるカフェです。 その「かなしみのカフェ」の制服なのか? オリジナルのTシャツなのか? ともあれ、うすいベージュのカフェラテ色です。 テリトリーのラテですから、 甘さをおさえて、ちょっとほろ苦? 男女問わず、大人のかたが 上品に、かっこよく着こなせる一枚です。 男性は、ブラウン系の ゆったりしたパンツに、レザーサンダル。 女性は、うすいベージュの ストライプのショートパンツ。 このTシャツの色が持つ 「上品さ」を壊したくなかったので、 合わせるアイテムも同系色を選び、 グラデーションスタイルで すっきり、きれいな着こなしにしました。 ロゴのデザインがポップだから もちろん、カジュアルにも着れるんですが、 洗練されていて 都会的な雰囲気のベージュですから きれいで大人っぽいアイテムに合わせてこそ、 この
じゃあ、最後にひとつ。 この「就職論」という特集の中で、 就職についてすごく詳しい人としゃべってたら、 けっきょく面接のときに、いちばん知りたいことは、 「あなたがいちばん大事にしてきたものは何?」 っていうこと。それだけなんだって言うんです。 それがちゃんと聞ければ、 その人と仕事したいかどうか、 だいたい、わかるって言ってた。 永ちゃん、そういうもの思いつく? ずっと大事にしてきたもの。 大事にしてきたもの‥‥若いときから‥‥。 それはやっぱり、これまで 言ってきたようなことなんじゃないのかな。 表現のしかたは、若いときと、いまとで、 違うかもしれないけど、 自分が思ってることは変わってないと思うんだ。 どういうことかというと、 上に行きたいと思ったわけだよ。 「金持ちになりたい」とか、 「えらくなりたい」とか、 言い方はいろいろあるけど、 上に行きたいと思ったわけだよ。
「おじぎの角度」や「あいさつの仕方」。 だいじなところは、そこじゃない。 わかっているけど、やっぱり「不安」!? そこで、「就職」や「キャリア」の第一人者 神戸大学の金井壽宏先生に 糸井重里が、いろいろ聞いてきました。 むずかしい話? いえいえ、そんなことはありません。 ちからを抜いて、お読みください。
えー、「超インタビュー」の第4弾の始まりです。今回は糸井さんの本業である「広告」のお話です。ネットマーケティング時代の広告手法、糸井さん自身が「先読み貧乏」になった話、そして、ほぼ日のビジネスモデルへと展開してまいります。今回の話には先読み貧乏やら、草鞋職人といった、これまでのインタビューで登場したキーワードが出てきます。1回目からご覧頂くと一層、ご理解が深まるかと存じます。では。 NBOnline(=NBO) 今回、糸井さんに伺いたかったことの1つに「広告」の話題があります。インターネットが広まった頃、「ネットの普及で広告ビジネスが縮小する」というストーリーがありました。大企業だけではなく、陶芸家さん、草鞋の職人さん(イトイさんに聞く「Web2.0」(その2)の記事へ)までお客さんがネットで直接対話できるようになってきた。となると、マスに向かって発信する意味が薄れるので、広告ビジネスは縮
いまの コミュニケーションのやりかたって、 Macintoshから学んだんです。 博報堂に入ったその年、 今から十五年以上前に、 冬のボーナスを全額はたいて、 給料もつぎこんで、 Macintoshを買いました。 コンピュータを起動した時に アイコンが下に並んだんですよね。 あれを見て 「広告ってこれじゃん」と思いました。 内容が絵ですぐわかるというか、 世の中で 「ブランドが立っている」 といわれるのはそういうことかなぁと…… コマーシャルはそのアイコンが 動いていればいいんだと、 ぼくは大阪に飛ばされた時から しきりにいっていたのですが、 誰もわかってくれなかったんです。 だから、今も、 いってるんですけどね(笑)。
「怖さ」について、 ぼくの中で原体験になっていることがあるんです。 テレビの制作会社に入ってすぐ、 もう、ほんとに入社して1週間くらいのころに 「バンコク、香港、グルメ旅」みたいな 番組の収録にADとしてついて行ったんですよ。 それが自分にとって初の海外旅行で、 パスポートもあわてて申請して。 で、香港でロケをしていたんですが、 当時の香港には、まだ九龍の砦があったんです。 といっても中は危険で入れませんから、 ぼくらはその周囲を撮影することにしたんですね。 番組の案内役としていっしょに行ったのが 海老名美どりさんと そのお母様の海老名香葉子さんだったので、 香葉子さん、そこ歩いててくださいって言って 離れた場所からロングで撮っていたんです。 そしたら、香葉子さんが ふっと消えちゃったんですよ。 どうやら、九龍砦に入っちゃったみたいなんです。 そしたら、香港のコーディネーターが もう、真っ
<面接試験の傾向と対策とつまらなさ> 受験に成功する方法、というものがあるらしい。 入学試験でも、就職試験でも、 「どうやったらうまく合格するか」について、 専門的に調査したり研究したりすると、 試験の「傾向と対策」がわかってくるという。 このあたりのことについて、 ぼくは特別に詳しくない人間なので、 いつも以上に「らしい」だの「という」だのと あいまいな言い方をすることにする。 「現実はそんなもんじゃないですよ」 なんて言われたら、 ああそうですかと言うしかなさそうだ。 でも、続けてみよう。 まず、試験というものがある、と。 その試験には受かりたい人がいる、と。 試験に受かるためには、 受からせてくれる人たちが「受からせたい」と 思ってくれるような対応をするほうがいい、と。 受かるための対策をなにも講じなくても受かるなら、 それに越したことはないのだが、 なにか対策を考えたほうがいいなら
<深いって、いいことか?> 今回は、いままでに何回か書こうと思っていたのに、 説明にならないような気がして、書かなかったことを、 説明になってなくたっていいや、と書くことにします。 明快な結論が欲しいという人は、 読まないほうがいいかもしれないです。 以上、ご注意まで。 若い人が、経験ゆたかな先輩のすることについて、 「深いなぁ」と、感心していたりする。 これは、当然、ほめているつもりなのだ。 また、言われた側も、ほめられたと感じる。 「深い」の反対は「浅い」である。 「おまえのすることは、浅いんだよ!」 と言われたら、 それは怒られているということだ。 「浅い!」とほめられることは、ほぼない。 ただ、深いと言われることもちょっとあり、 浅いと軽蔑されることもかなりある立場の ぼくとしては、 「浅い」くていいこともいっぱいあるし、 「深い」からといってよくないことだって、 いくらでもあると
<けっこう売れる!> 小さくて高価なクルマというのは、 昔はありえなかった。 よくよく考えたら、 いまも、そういうクルマはなさそうだ。 ほんとうは、あったほうがいいと思う。 値段の高いクルマが、 大きいサイズ、 大きなエンジンのものばかりというのは、 古すぎる。 たぶん、「小さい高級車」というのは、 大量に売れるものではないのだろう。 でも、大量に売れないとしても、 「けっこう売れる」と思うのだ。 不便な場所にある繁盛店、というのも、 かつてはなかったものだった。 しかし、これだけ交通網の発達した時代に、 「不便な場所」の概念は変わっているはずだ。 不便な場所というのは、 「にぎやかすぎない場所」というだけだったりする。 隠れ家風のレストランとか、住宅の料理店とか、 マンション3階のブティックとか、 実際に流行すると、 「不便だから売れたんだろう」と、 おなじようなことをやろうとする人が出
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