ドットインストール代表のライフハックブログ
(本記事は、ゲストブロガーのITジャーナリスト 星暁雄氏による投稿です) 2010年12月6日、米GoogleはAndroidの新バージョンであるAndroid2.3、コード名「Gingerbread」と、この新OSを搭載したAndroidスマートフォン「Nexus S」を発表した(Google Official Blogのエントリ)。Nexus Sの発表から読み取れる事を書き留めておきたい。 トラフィックの主流はいずれモバイルになる グーグルにとってモバイル分野は重要なテーマだ。この2010年2月にスペイン・バルセロナで開催された2010 Mobile World Congressの基調講演で、グーグルCEOのEric Schmidtは「Mobiile First」というスローガンを紹介した。モバイル向けを優先してグーグルのサービス群を提供していくとの意思表示だ。 トラフィックの増加とい
参考:携帯電話契約数の内に含まれるもの プリペイド契約 2010年10月末 2010年09月末 グループ 純増数 累計 累計
昨日,Googleがモバイル広告配信ベンチャーのAdMobを7億5千万ドルで買収したことが発表された。 ・ Google Facts about Google's acquisition of AdMob (Google, 2009/11/9) ・ Google、7億5千万ドルで携帯広告ネットワークのAdMobを買収 (TechCrunchJapan, 2009/11/10) AdMobは日本ではあまり知られていないが,2006年12月に創業された米国のベンチャー企業だ。社員数は140人だが,すでに160ヶ国,15000の携帯サイトに対して広告を配信している。顧客リストには,グーグルやヤフーをはじめ,ポルシェ、フォード、トヨタ、アディダスなど超一流どころを抱え急成長している企業だ。 例えばiPhoneアプリを使っていると上部などに出てくる広告。あれを配信している主要プレイヤーがAdMobだ
ケータイ大手3社の戦略がはっきり分かれてきた。ITmediaの記事は孫社長「Wi-Fiが答えだ」 山田社長「Wi-Fiより3G」 ソフトバンクモバイルとドコモが新サービスと2社を対比させている。ソフトバンクモバイルは、携帯電話の無線LAN機能を使って高速通信やコンテンツ配信を行う「ケータイWi-Fi」サービスを発表。孫正義社長は「3GとWi-Fiの両方を搭載しているのが当然だという時代になる」と現行3Gより高速なWi-Fiのメリットを強調した。 一方ドコモは、フェムトセルを自宅に設置して高速に通信できるようにする「マイエリア」サービスを発表。山田隆持社長は「Wi-Fiは補完的に使うもの」と3Gの高速化で対応していく姿勢を示す。高速通信をめぐる両社の思想は対照的だ。 これにauのKDDI小野寺正社長の「スマートフォンはまだ早い」という記事を合わせて読むと、3社の現状認識や今後の時代の流れの
昨日に続いてモバイルサイトの話題を。 昨日の記事で,10月20日に行なわれたWeb2.0サミットでのモルガンスタンレー社の発表資料を取り上げた。 ・ iPhone vs Android vs SymbianOS。モバイル三国志の現状と未来予測 この中で,2009年で最も重要なトレンドは「モバイル」で,そのビジネスインパクトはPCウェブの10倍以上になるだろうとの予測がある。 中でもポイントは,PCとモバイルにおける「ウェブの収益構造の違い」だ。 【PCウェブの収益構造】 【モバイルウェブの収益構造】 広告・eコマース・有料課金という三つのくくりでみると,広告が40%と最大の収益源となっているPCに対して,モバイルではeコマース比率が73%と非常に高いことがわかる。 さらに注目しているのは,両グラフの赤線で囲んである「Users Pay for Instant Access」(コンテンツ有料
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
NECとKDDIは11月2日、デジタルサイネージを用いた実証実験を共同で実施すると発表した。auショップ「池袋東口」および「光が丘IMA」にて、同日から2010年1月中旬まで実施する。 実証実験では、auショップ内にディスプレイを2台設置し、店内と店外向けにそれぞれコンテンツを配信する。店内向けコンテンツは、飲食店情報検索サイト「ぐるなび」の飲食店情報などを配信するとともに、来店者の携帯電話とFeliCaリーダ/ライタやQRコードを併用してモバイルサイトへの誘導を図る。一方の店外向けコンテンツは、KDDIのサービスや携帯電話に関する情報に加えて、地域に密着した情報なども配信するという。 また、NECが7月より提供しているデジタルサイネージソリューションサービス「PanelDirector」の視認効果測定機能により、表示されているコンテンツに対する来店者の興味の度合いなども測定するとしている
長らく待たれていたGoogleの「Android」搭載デバイスが、大挙して市場に押し寄せようとしている。それにより、新しいAndroid携帯電話向けのクールなアプリケーションがさらに多くもたらされるはずだ。 最近Android携帯を発表した主要メーカーはMotorolaだった。同社は米国時間9月10日、サンフランシスコで開催されたイベントでAndroid携帯を正式に発表した。Motorolaはすでにいくつかのデベロッパーに接触しており、新しいアプリケーションの開発に参画させることで、この新機種に対する需要が高まることを望んでいる。 スマートフォン向けのモバイルアプリケーションは注目の分野だ。Appleの「App Store」がわずか1年程度のうちに10億本以上のダウンロードを記録したという事実は、スマートフォンのユーザーが自分の携帯電話をより有用でより楽しくするアプリケーションを渇望してい
本研究所では、クラウドコンピューティングについて、モバイルソリューションの観点から企業の情報システムを考えます。前回はモバイルソリューションの価値や本質について言及しました。今回は、クラウドと対向する様々なモバイルデバイスに一歩踏み込み、必要な機能やユーザー端末としてIT部門が考えるべきポイントについて、事例を交えて考えてみます。 これまで企業のシステム部門においてモバイルソリューションがあまり検討されてこなかったのは、前回述べたように、ネットワーク速度に依存することが一因でしたが、モバイルデバイスにも大きな原因がありました。 すなわち、例えば携帯電話といった小型デバイスだと、画面が小さすぎて様々な基幹アプリケーションを利用するにも使い勝手が悪かったことです。デスクトップPCの代替としも普及し始めているノートPCであれば、既存のデスクトップ向け基幹アプリケーションをそのまま使用できるだけに
Sony Picturesから近日公開予定の映画「2012」に関連して、「Survive 2012」という「iPhone」向けアプリをリリースした開発者たちは、この人気のスマートフォンにおけるゲームの未来を切り開いたのかもしれない。 このアプリのゲームそのものはとてもシンプルで、わずか数分で終わるが、これには、以前には決して試みられなかっただろう機能が組み込まれている。その点で、近いうちに普通のものだと見なされるようになるものをいち早く示した数少ないゲームタイトルの1つといえるかもしれない。 AppleのiPhoneは、機能的なOS、加速度計、GPS、カメラが統合されており、大小数多くのデベロッパーからiPhone向けゲームがリリースされていることから、多くの業界観測筋が、最も重要な、あるいは少なくとも最も柔軟なポータブルゲームプラットフォームであり、ソニーの「プレイステーション・ポータブ
先日、正式に日本での発売が発表されたiPhoneですが、私はiPod機能の搭載ではなく、「強力なPCサイト閲覧機能」に注目します。 iPhone登場のインパクト この“黒船来襲”は、1〜2年後の日本のモバイルインターネットの世界に、以下の3つの未来予想図を示したと思います。 そもそも日本では普及しない PCヘビーユーザーを獲得し、PCサイトビューアー利用が促進される 大きなシェアを取り、日本のモバイルインターネットに根本的な変革を起こす 数々のブログでも論じられているように、1であれば大きな変化は訪れないと思いますが、2あるいは3の場合、ケータイビジネスは変革を迫られます。 モバイル端末からのPCサイト閲覧が当たり前になる iPhoneの登場で大きく変わるのは、PCインターネットの世界が、モバイル環境で閲覧できるようになることと述べました。 もちろん、これまでもPCサイトビューアー搭載ケー
シード・プランニングでは、2007年の秋から2008年の春にかけて、およそ半年間に渡り、モバイル広告市場の動向について市場調査を実施した。 当社では毎年インターネット広告市場の調査を実施して調査レポートにまとめているが、2007年に発表した「2007年版 インターネット広告の市場動向調査」というレポートの折に、ヒアリング先の事業者が異口同音に、「今後の成長領域はモバイルである」と話していたことが、モバイル広告市場への関心のきっかけであった。 今回の調査結果の詳細は「2008年版モバイル広告の市場動向調査」(2008年4月発刊)にて報告をしている。 調査結果の概要を述べると、モバイル広告市場は、通信インフラの進展と、パケット定額料金サービス加入者の伸びに連動して、2008年の市場規模は1000億円を超え、2011年には2500億円を突破することが想定されたということである。 本シリーズでは、
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