大竹 剛 日経ビジネス記者 2008年9月から2014年3月までロンドン支局特派員。2014年4月から東京に戻り、流通・サービス業を中心に取材中 この著者の記事を見る
![消費電力の1割は風力で賄える:日経ビジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05f492a9ba706b05ca8fd61b1840b099fb59fdc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Fimages%2Fn%2Fnbo%2F2011%2Fcommon%2Fnbologo_ogimage.png)
米グーグルは2008年10月1日(米国時間)、同社が運用するデータセンターの電力効率性を一部公開した。サーバー冷却などに費やす消費電力が極限まで抑えられていることが明らかになった。効率性を表す値で、データセンター全体の消費電力をサーバーなどのIT機器の消費電力で割ったPUE(Power Usage Effectiveness)は、6カ所のデータセンターの年平均で「1.21」。現在の一般的なデータセンターのPUEは2.3~2.5程度とされる。 グーグルは一連の資料をWebサイトで発表した。データセンターの電力効率性を示すPUEは、データセンターに供給される電力が全てサーバーなどのIT機器で消費されている場合に「1」となる。 データセンターの運用にはIT機器以外にも空調装置や電力設備などが必要なので、一般的なデータセンターのPUEは2.3~2.5程度(データセンターで消費される電力の半分以上が
米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory:JPL)は米国時間7月9日、世界における沖合風力エネルギーの潜在容量を表した画像を発表した。 この風力マップは、およそ10年分の衛星データを基に作成されている。沖合風力エネルギーの開発に関わる人たちは、そのマップを見ればどの場所が最も風力発電に適しているかが分かる。 マップでは、ほぼ年間を通じてコンスタントに高風速を維持している風力発電に最適な場所は赤で表示されている。沖合風力タービンは、建物や地形によって風が遮られないという利点がある。 風力エネルギーで世界の電気需要の10〜15%を供給できる、と語るのはJPLで技術責任者を務めるPaul Dimotakis氏だ。 Dimotakis氏によると、風力タービンを使えば太陽エネルギーよりも安価な電気を作り出せるという。 米国には今のところ沖合の風
にわかには信じられないのですが、「ジェネパックス」という会社が、直接水を供給することによって発電する「ウォーターエネルギーシステム(Water Energy System)」(略称:WES)というのを開発することに成功したそうです。 これはいわゆる水素燃料電池の開発を背景としており、水素燃料電池と比較すると水素発生にかかるコストが少なく、CO2の排出もないとのこと。また、貯蔵に関する安全性の問題がないため、広く普及することが期待できるそうです。本当なのでしょうか? というわけで、本日午前10時半から大阪府の議員会館2階で行われた説明会に行ってきました。当日はこのシステムを使ったデモや、実際にこのシステムを使って走行する自動車が登場。その様子も撮影してきました。詳細は以下から。 ※この記事は3部作になっているため、この記事だけではなく最後の記事「現時点での結論」までしっかり読んで判断してくだ
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