客争奪「携帯」仁義なき戦い ドコモ・au、比較チラシで反撃 FujiSankei Business i. 2006/11/02 10:31 番号ポータビリティ(番号継続制度)導入に伴う携帯3社の顧客争奪戦が、“泥沼”の様相を呈してきた。ソフトバンクモバイルは格安を前面に打ち出した宣伝広告の見直しに追い込まれる一方で、NTTドコモとKDDIは、チラシなどでソフトバンク攻撃に打って出る。価格破壊を仕掛け、“墓穴”を掘ったソフトバンクと、業界秩序を乱す新参者にお灸を据えたい上位2社の争いの行方は…。 NTTドコモは、同社の料金プランとソフトバンクモバイルの新料金プランを比較したチラシを2日から販売店などで配布する。KDDIも販売員が接客時に活用できる説明資料を作成し同日から全国の「au」販売店に配置する。いずれも、ソフトバンクの新料金プランの問題点を指摘し、顧客の流出を防ぐのが狙いだ。