戦神 [ 赤神諒 ] 価格: 1980 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 大友家家臣の戸次親家(べっき ちかいえ)は、戦で大敗し主君の子を見殺しにしたとされ、謹慎を命じられる。また反逆した家臣への怒りから、主君はその娘で親家の妻であるお梅に死を命じる。子を宿していたお梅は命に従い、切腹して子を取り出して育てるようにと夫に託す。母の腹を割いて生まれた戸次鑑連(あきつら)は「鬼」として、周囲から恐れられる武将に成長する。 戸次親家の長い謹慎が空けて、新しい当主大友義鑑からようやく貰った役職は、祐筆の見習い。利き腕を失った隻腕の親家は嘲笑の的となるが、夜を賭して必死に学んで、遂には主君義鑑のお気に入りの字を書くことで認められる。そんな姿を子の鑑連はじっと見ていた。 名誉回復され大友軍の総大将に任ぜられた親家だが、出陣の前に病に倒れた。父の無念を鑑連は胸に抱き、代わりに総大将として戦場に赴く。元服