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ブックマーク / nmukkun.hatenablog.com (257)

  • 11-2 真田太平記 ② (~1982) - 小説を 勝手にくくって 20選!

    *1985年にNHKで放映された真田太平記。真田幸村を草刈正雄、実直な兄信幸を渡瀬恒彦、そして「表裏比興の者」昌幸を丹波哲郎が演じました。抜群の安定感!(NHKアーカイブス) 【あらすじ】 徳川秀忠勢は天下が目の前にあり戦意も旺盛、小城の上田城など鎧袖一触の気持ちで攻め込む。そこをあしらい「足止め作戦」によって、関ヶ原での西軍の勝利を期待する真田昌幸と信繁の親子。この作戦は成功し、結局秀忠は天下分け目の一戦には間に合わず家康から怒りを買い、終生秀忠のトラウマとなった。 関ヶ原の戦場では、忍びたちも命を楯にして家康の首を狙うが、分厚い守備陣を打ち破ることはできず犠牲ばかりが増えていく。そして昌幸、幸村(信繁から表記変更)親子の尽力も虚しく、西軍は敗北を喫する。昌幸と幸村は秀忠にとって憎さ百倍の相手で死罪は必至と思われたが、信幸の岳父で家康四天王の1人、多忠勝の「脅し」とも思える懸命の助命嘆

    11-2 真田太平記 ② (~1982) - 小説を 勝手にくくって 20選!
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    gyu-chan 2023/11/29
  • 11-1 真田太平記 ① (1974~) - 小説を 勝手にくくって 20選!

    真田太平記(一)天魔の夏(新潮文庫)【電子書籍】[ 池波正太郎 ] 価格: 781 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 真田の忍び(草)であるお江は、織田家との戦いで重傷を負った向井佐平次を真田領内に連れていく。湯治場で真田信繁(のちの幸村)と偶然出会った佐平次は、「わぬしとは共に死ぬるような気がする」と言われたことに感じ入り、信繁の家臣となる。信繁は佐平次に自分の出生の秘密を打ち明けるが、同じく出生の秘密を抱える信繁の従兄弟の樋口角兵衛は、自分で整理できずに乱暴狼藉が収まらす出奔し、のちのちまで真田家を混乱の渦に巻き込まれていく。 信繁の父昌幸は、若い頃武田信玄の近習として仕え、信玄流の戦術眼を身につけた男。武田家を滅ぼした織田信長が能寺の変で倒れた後、真田家の領地上田には徳川家、北条家、そして上杉家の勢力圏に囲まれ、微妙な舵取りが迫られていた。昌幸は上田に城を築き、上田を守り抜こうと決

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    gyu-chan 2023/11/27
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  • 10 火の国の城【忍び⑦:加藤清正編】(1971) - 小説を 勝手にくくって 20選!

    火の国の城(上) 【電子書籍】[ 池波正太郎 ] 価格: 774 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 関ヶ原の戦いが終り、徳川の世が固まったかに見える時代。 加藤清正は、徳川家に未だ臣従しない豊臣家を憂いて、両家の衝突を回避するよう、自分が率先して斡旋する必要性を感じていた。そのためには混沌とする時勢の中で、正確な情報を収集する必要がある。清正配下の鎌田兵四郎は、新興の加藤家にいない「忍者」を紹介してもらうよう、今は関ヶ原の戦いで西軍方について紀州九度山に蟄居している真田昌幸に相談する。 真田配下の伊那忍びで使い手の奥村弥五兵衛は、昌幸から清正の依頼を聞いた頃、久しぶりに丹波大介と出会った。甲賀忍びの丹波大介は関ヶ原の前に伊那忍びと協力していた。しかし甲賀から突如真田家を裏切る命令を受けるも実行できず、以降甲賀に追われていた忍びだった。 奥村弥五兵衛は加藤家に仕える話を丹波大介に伝える。その

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    gyu-chan 2023/11/25
  • 8 忍者丹波大介【忍び⑤:関ヶ原編】(1965) - 小説を 勝手にくくって 20選!

    忍者丹波大介【電子書籍】[ 池波 正太郎 ] 価格: 814 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 丹波大介は甲賀流の忍びであるが、忍びの技は武蔵の国は丹波にいる時に父・柏木甚十郎から伝えられたものだった。そのため自分の術は「丹波流」と自負し、育った地名を取って「丹波大介」と名乗った。大介の父は甲賀五十三家の1人である山中俊房の命を受け、最初は今川家へ、その後武田信玄の元に送り込まれた。信玄が亡くなり武田家の勢いがなくなると武蔵国に移り、10年前に亡くなっている。 丹波大介は二代目の山中俊房の命を受け、現在は敵対する真田家に仕えている。真田家当主は家康嫌いで徳川軍を追い払った梟雄、真田昌幸。長男の信幸は家康の養女で忠臣、多忠勝の実娘をにしているが、次男の幸村は石田三成の盟友、大谷吉嗣の娘をにしている複雑な関係になっている。昌幸は領地の治世にも熱心で、幸村も忍びに理解があり、丹波大介は二人

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    gyu-chan 2023/11/22
  • 7 忍びの旗【忍び④:北条家滅亡】(1979) - 小説を 勝手にくくって 20選!

    忍びの旗(新潮文庫)【電子書籍】[ 池波正太郎 ] 価格: 902 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 武田信玄が徳川家康を完膚なきまでに打ち破った三方ヶ原の戦い。徳川家康は逃げる途中で武田の忍びに襲われて絶体絶命の窮地に陥るも、そこに甲賀忍びの上田源五郎の父が現われ、自らを犠牲にして家康の命を救った。それから17年後、子供から甲賀忍びに成長した上田源五郎は、北条家の内情を探り出すために四代氏政の弟で強硬派の北条氏邦の家臣、山岸十兵衛の家来として仕えていた。 ところが源五郎は忍びの立場を忘れて、仕える主人山岸十兵衛の娘正子に没頭し、子を宿してしまう。来ならば忍び失格だが、主人十兵衛の許しを得て娘と結婚することとなり、内情を探り出す甲賀の任務を続けることになる。 山岸十兵衛が仕える北条家は、豊臣秀吉の権威と力を認めず、時代の趨勢を見定めることができない。秀吉の力を見くびって行った行為が秀吉の

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    gyu-chan 2023/11/20
  • 6-2 忍びの風②【忍び③:武田家滅亡と本能寺の変】(1972) - 小説を 勝手にくくって 20選!

    忍びの風 三 (文春文庫) [ 池波 正太郎 ] 価格: 814 円楽天で詳細を見る 【あらすじ③】~武田家滅亡と能寺の変。そして半四郎は。 長篠の戦いから6年、姉川の血戦からは11年の歳月がたった。上杉謙信も亡くなり、信長の目の前には天下が開ける。足利義昭を追放し願寺とも和睦して、長篠の戦いの勝利から一旦矛を収めて様子を観察していた信長は、満を持して武田家の領地に侵攻する。 勇将だが、信玄に比して領国支配や家臣掌握は明らかに劣る武田勝頼。長篠の戦いでの惨敗を跳ね返す無理な戦いは、苛烈な税を強いて家臣には休みを与えず、武田家から人心は離れていく。 信長が10万を超える大軍で武田領に攻め入ると、信玄の時代は結束を誇った武田家臣団が雪崩を打って離反していく。初戦の高遠城ではまだ武田軍の戦意が盛んで、織田軍の大将、長男信忠も手こずるが、信忠自ら戦いの戦闘に立ち自軍を先導する。危険にも遭遇する

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    gyu-chan 2023/11/17
  • 6-1 忍びの風①【忍び③:姉川から長篠へ】(1972) - 小説を 勝手にくくって 20選!

    忍びの風 一 (文春文庫) [ 池波 正太郎 ] 価格: 814 円楽天で詳細を見る 【あらすじと感想 ①】~姉川の戦いと、於蝶と井笠半四郎の出会い 甲賀の里にある忍びの流れ、伴太郎左衛門から修行を受けた井笠半四郎。織田信長と浅井長政が姉川で一大決戦を繰り広げると聞いた武田信玄の意向で、戦いの結末を見届けるために派遣された。そこで半四郎は、徳川家康とその家臣団の果敢な戦振りに感服し、家康の家臣である鳥居強右衛門と知り合い、好意を持った。 そこで同じく甲賀の流れで杉谷の女忍び、(「男」にしてもらった)於蝶と会う。於蝶は地元近江で浅井を味方する杉谷忍びの一員として、また昔から慕っていた杉谷善住坊が殺された仇を討つため、信長を殺害することに執念を燃やしていた。しかしその甲斐も虚しく、姉川の戦いは徳川家康の勇猛な活躍もあって織田信長の勝利に終わり、杉谷忍びは皆がこの戦いで死んでしまう。 姉川の戦い

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    gyu-chan 2023/11/15
  • 5 蝶の戦記【忍び②:川中島から姉川へ】(1969) - 小説を 勝手にくくって 20選!

    蝶の戦記(新装版)上 【電子書籍】[ 池波正太郎 ] 価格: 784 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 甲賀忍びの一派、杉谷忍びに属する於蝶は、頭領・杉谷信正から上杉謙信のもとに行くように命じられる。上杉謙信は度々刺客に襲われ、軍師宇佐見定行から杉谷忍びの助けを求められたのだ。於蝶は蝶丸と名を変えて上杉謙信の小姓になり、謙信のお椀に毒が入れられたことを見破り、謙信の信頼を得る。 この頃、上杉謙信は策略で事を進めようとする武田信玄に対し、今後立ち上がれない位の打撃を与える決意をしていた。決戦の場は川中島。その頃於蝶の叔父、新田小兵衛も鉄砲の名手である杉谷善住坊と組んで武田信玄の首を狙っていた。善住坊が撃った鉄砲の弾は信玄を捉えたが。それは影武者であった。 川中島の決戦が始まる。軍師宇佐美定行は不遇の時に共に放浪の旅をした信玄の軍師山勘助と読み会いに入る。武田軍は2つに分け、夜半に1隊が啄木

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    gyu-chan 2023/11/13
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  • 3 戦国幻想曲(渡辺勘兵衛) (1970) - 小説を 勝手にくくって 20選!

    戦国幻想曲【電子書籍】[ 池波 正太郎 ] 価格: 814 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 阿閉淡路守に仕える渡辺勘太夫は死の間際、子の小十郎に言い残す。若い内は女房を持つな。を持ち子ができると、子可愛さで、立身も出世もみない潰してしまうと。そして「阿閉ごとき莫迦者の家来なぞ、なっていたくなかった。もっとえらい大名の下で働き、天下に知られる武将になりたかった。だから、お前は天下にきこえた大名に仕えよ」と。 小十郎は勘兵衛と名乗り、槍術の腕を磨く。阿閉淡路守の家来として、織田信長・信忠父子の武田家攻略に付き添うが、その時信忠の危機を救う武功で一躍その名を轟かせた。だが勘兵衛は、信忠から拝領した名刀をねだる吝くさい淡路守に呆れる。その後能寺の変で阿閉淡路守は明智光秀についてしまい、勘兵衛は愛想を尽かして主人を見限った。結局阿閉淡路守は没落する。 次に仕えたのは豊臣家中の中村一氏。秀吉

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    gyu-chan 2023/11/08
  • 2 英雄にっぽん(山中鹿之介) (1971) - 小説を 勝手にくくって 20選!

    英雄にっぽん 小説 山中鹿之介【電子書籍】[ 池波正太郎 ] 価格: 715 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 京極家の守護代から、一時追放されるも独力で山陰地方を中心に巨大な版図を築いた梟雄、尼子経久。ところが経久が82歳で死亡すると、小勢力だった毛利元就が勢いを伸ばす。謀略で尼子家の内部撹乱を進め尼子勢を次々と破り、ついに尼子家は滅亡に追い込まれる。 山中鹿之介は尼子家の家臣として、若くからその秀麗な風貌と恵まれた体格による武勇で、家臣団の中でも将来を嘱望されていた。初陣から敵の勇将の首を上げる活躍を遂げるが、毛利家の大軍には抗しきれず、尼子家の滅亡をい止めることはできなかった。 尼子家滅亡後、鹿之介は牢人となり京都に居を構えて、尼子旧家臣団の連絡拠点とする。そこで東福寺で僧をしていた尼子国久の遺児である勝久と出会い、勝久を旗頭として尼子家再興を企む。鹿之介は山陰に戻り旧臣たちを集め

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    gyu-chan 2023/11/06
  • 番外 戦国(戦国武将編)編で取り上げなかった本たち - 小説を 勝手にくくって 20選!

    歴史の中で、明らかに異なる様相を見せた戦国時代。家格や世襲など「分限」を重んじる時代から、下剋上による能力主義の時代に移り、個人が際立つ活躍を見せます。そんな時代を映す歴史小説は近年かなり増加し、そして同じ人物でも様々な光の当て方によって違う人物像を造形しています。 今回取り上げた作品の中で特に感銘を受けたのは、「叛鬼」と「覇道の槍」。関東と京洛で、応仁の乱以降「私のアタマ」で空白だった時代を埋めてくれました。 nmukkun.hatenablog.com nmukkun.hatenablog.com 今回も私の「嗜好」から選びましたが、同じ武将でも違う作品も多くあり、また間に合わなかった作品もあり。参考までに迷った作品を以下に羅列させて頂きます。 ・津軽為信  津軽の髭殿       岩井 三四二 (2023) ・南部信直  南部は沈まず      近衛 龍春  (2012) ・伊

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    gyu-chan 2023/11/03
  • 20 破天の剣(島津家久)天野 純希(2012) - 小説を 勝手にくくって 20選!

    破天の剣【電子書籍】[ 天野純希 ] 価格: 858 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 島津貴久の四男として生まれた家久は、兄3人の武将らしい性格と反対に、口下手で何をやっても飽きやすい性格で字も満足に書けない。母が兄3人とは違うこともあり、軽んじて見られていた。しかし島津家中興の立役者、祖父忠良はそんな家久を「軍法戦術に妙を得たり」と見ていた。戦術を語り始めるとロは止まらず、皆も驚くほどの意見を述べ、15歳の初陣では敵将を討ち取る手柄を立てる。 長兄の義久が家督を継ぐと、島津家悲願の三州(薩摩、大隅、日向)制覇を成し遂げるために、兄弟で力を合わせて隣国を攻めて行く。次兄の義弘が先頭に立ち軍勢を鼓舞し、三男の歳久は智謀で計略を巡らす。そんな中家久はマイペースに周囲の地形などを自ら見ると、いつの間にか作戦を立て、総大将の義久が試しに実行すると、ことごとく的中して勝利を収めていく。 そして遂に

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    gyu-chan 2023/11/01
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  • 19 武士道 直島直茂 近衛 龍春(2019) - 小説を 勝手にくくって 20選!

    武士道 鍋島直茂【電子書籍】[ 近衛龍春 ] 価格: 946 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 1538年、鍋島清房の次男に信生(後の直茂)は、寺で修行をしつつも武士として活躍することを夢見ていたが、領主の龍造寺隆信が寺に来た折に目を付けられて、隆信の近習に引き上げられる。龍造寺家は当時大友家から攻められて一時肥前から勢力が一掃されて、隆信が盛り返そうとしていた矢先だった。そして鍋島家は父清房と長男信房が、その柱石として支えていた。 初陣で活躍したあとも直茂は近習として働き、周囲の豪族に対して権謀術数を用いて徐々に龍造寺家の勢力を広げていく。隣国の強敵、大友軍と争った1570年の今山の戦いでは、家中が籠城に傾く中で夜襲を進言し、夜襲隊を指揮して大友軍に勝利、そしてすかさず和を結び「実」を上げる。その後の大友との連携が功を奏し、1575年は筑前の宿敵、平安時代からの名門少弐氏を完全に掃討

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    gyu-chan 2023/10/30
  • 18 戦神(戸次鑑連=立花道雪)赤神 諒(2019) - 小説を 勝手にくくって 20選!

    戦神 [ 赤神諒 ] 価格: 1980 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 大友家家臣の戸次親家(べっき ちかいえ)は、戦で大敗し主君の子を見殺しにしたとされ、謹慎を命じられる。また反逆した家臣への怒りから、主君はその娘で親家のであるお梅に死を命じる。子を宿していたお梅は命に従い、切腹して子を取り出して育てるようにと夫に託す。母の腹を割いて生まれた戸次鑑連(あきつら)は「鬼」として、周囲から恐れられる武将に成長する。 戸次親家の長い謹慎が空けて、新しい当主大友義鑑からようやく貰った役職は、祐筆の見習い。利き腕を失った隻腕の親家は嘲笑の的となるが、夜を賭して必死に学んで、遂には主君義鑑のお気に入りの字を書くことで認められる。そんな姿を子の鑑連はじっと見ていた。 名誉回復され大友軍の総大将に任ぜられた親家だが、出陣の前に病に倒れた。父の無念を鑑連は胸に抱き、代わりに総大将として戦場に赴く。元服

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    gyu-chan 2023/10/27
  • 17 悪名残すとも(陶晴賢)吉川 永青(2015) - 小説を 勝手にくくって 20選!

    悪名残すとも【電子書籍】[ 吉川永青 ] 価格: 1012 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 鎌倉から続く西国の名門大内家。その筆頭家老の陶(すえ)家の嫡男隆房は、主君大内義隆の寵童上がりとして秀麗な容姿を持っていたが、若くして大器の才も誇っていた。20歳で当主義隆の代わりに1万の軍勢を率いた先は、わずか2,400の軍で籠城している、大内家配下の豪族毛利元就の郡山城に、尼子軍3万が攻め込まれている戦場だった。 籠城とは言え圧倒的に不利な軍勢で、毛利元就は半年間持ちこたえていた。そして陶隆房の援軍を見て、会話を交さずともお互いが意図を感じあい、見事な呼吸で尼子軍を挟み撃ちにして敵を退散させる。陶隆房は毛利元就の巧妙な軍配に感じ入り、元就は隆房の若くして有する非凡な戦術眼と、大国大内家を率いて天下をも見据える気宇の壮大さに、将来性を感じ取った。 この勝利で隆房は主君大内義隆を擁して尼子の月山富

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    gyu-chan 2023/10/25
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  • 16 天命(毛利元就)岩井 三四一(2019) - 小説を 勝手にくくって 20選!

    天命~毛利元就武略十番勝負~【電子書籍】[ 岩井三四二 ] 価格: 990 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 中国地方の小豪族の次男として生まれた毛利元就。寺の修行中に兄が急死しその子はまだ幼いため、突如大将を任されて、3倍の武田元繁を相手にしなければならなくなる。実戦経験のない元就は、家臣の統率もできず戦の決め手もなく青い顔をしていると、養母のお方様が「父も戦の前は心配で雪隠(トイレ)に籠って、自分に言い聞かせてから戦いに出向いたもの」と言われ、気持ちを取り戻して戦に向かうと、突進する元繁を討ちとり、初戦を勝利で飾ることができた。 名門の強大国大内家と新興の尼子家に挟まれた小豪族の毛利家。兄の子も幼くして亡くなり、元就が取りあえず家督を継ぐことになるが、隣国で毛利の倍の領土を持つ高橋家を内紛に追い込んで、領土拡大することで当主として認められた。一旦尼子家に仕えた元就も再度大内家に従い、尼

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    gyu-chan 2023/10/23
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  • 15 宇喜多の捨て嫁(宇喜多直家)木下 昌輝(2014) - 小説を 勝手にくくって 20選!

    宇喜多の捨て嫁【電子書籍】[ 木下昌輝 ] 価格: 804 円楽天で詳細を見る 【宇喜多の捨て嫁】 「尻はす」と呼ばれる、血や膿が滲み、猛烈な悪臭を伴う病に冒されている宇喜多直家。汚れた着衣は川に流されるが、その着衣を洗って売り物にする「腹裂きの山姥」という乞がいるという。直家の四女於葉は、自分も川に流される着衣と重なる思いを抱く。主家浦上家の家臣たちの中で、直家の謀略で次々と敵対する勢力が「仕置(暗殺)」されていき、そのためには自分の娘を平気で謀略の種とする。 長女初は嫁ぎ先で直家が重臣を離反させて滅亡させ、初は自害する。次女楓は気がふれて、後に直家が婚家を攻め戦火に焼かれてしまう。そして於葉の婚礼の日、直家は主家浦上家に叛旗を翻し、嫁いでいた三女小梅は夫と共に自害したとの報が入る。そんな於葉は、周囲から「宇喜多の捨て嫁」と呼ばれた。 於葉は宇喜多の家を捨てて、夫の家に尽くそうと心に決

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    gyu-chan 2023/10/20
  • 14-2 剣豪将軍義輝② 宮本 昌孝(1995) - 小説を 勝手にくくって 20選!

    剣豪将軍義輝(下) 流星ノ太刀〈新装版〉【電子書籍】[ 宮昌孝 ] 価格: 935 円楽天で詳細を見る 【あらすじ2 孤雲の太刀―承前】 義輝は松岡兵庫助とともに諏訪神社に立ち寄るが、そこで諏訪御寮人に襲いかかろうとしている熊鷹を見つける。異常な殺気をまとって挑む熊鷹に対して、義輝は剣で遅れを取るも、体を交して命は取り留める。そこに真田幸隆率いる武田の武士が鉄砲で応戦して、何とか窮地は脱した。 諏訪御寮人の案内で甲斐に入るが、義輝は暴れる悍馬を飼い慣らそうとした武田晴信の危険を救い、一同から歓待を受ける。そこで偶然、旅一座の中から真羽を見つけた。真羽は義輝との身分の違いに気がつき身を退いたが、楼主鬼若に連れ去られた後、尾張の農民の子で商売上手な日吉丸に助けられて渡り歩き、鉄砲商人の養子になったという。義輝は真羽を連れて更に東へと向かう。 鹿島に着いて憧れの塚原ト伝に弟子入りを志願する義輝

    14-2 剣豪将軍義輝② 宮本 昌孝(1995) - 小説を 勝手にくくって 20選!
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    gyu-chan 2023/10/18
  • 12 酔象の流儀 朝倉盛衰記 赤神 涼(2018) - 小説を 勝手にくくって 20選!

    酔象の流儀 朝倉盛衰記【電子書籍】[ 赤神諒 ] 価格: 836 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 越前の名門、朝倉家7代当主孝景の八男として生まれ、朝倉家の戦いの全てを仕切った朝倉宗滴は、味方の裏切りに会い生涯初めての敗北を喫する。撤退戦の中で宗清は15歳の若者、のちの山崎吉家と出会う。吉家は敗戦の惨劇を目の当たりにした衝撃で、言葉を失っていた。責任を感じた宗滴は吉家を手元に置いて親子のように接し、吉家は言葉を取り戻す。だが吉家24歳のとき、実父祖桂が謀反を企てて、打ち首となってしまう。子の吉家も死は免れないところだが、宗清は所領半分と引き換えに吉家を救う。 時は流れ朝倉家当主は義景の代になる。宗滴は加賀で一揆勢を相手に戦っていたが、陣中に倒れ後事を吉家に託した。また育成していた吉家以外の四将にも加賀侵攻の継続を指示したうえで病没する。命の恩人であり父親代わりであった宗滴の遺命に従い、吉

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    gyu-chan 2023/10/12
  • 10 まむし三代記(斎藤道三)木下 昌輝(2020) - 小説を 勝手にくくって 20選!

    まむし三代記【電子書籍】[ 木下昌輝 ] 価格: 1000 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 「蛇は自らを喰み、円環となる」。 応仁の乱で東軍を率いた細川京兆(総領)家の細川勝元は、自軍で戦死した家臣の子、松波高丸に銅を集める仕事を与える。高丸は戦火で焼きはらわれた京の市中から銅を集めて金を稼ぐかたわら、勝元が目的とする「国滅ぼし」の謎を見抜き、その意を継ぐことになる。 松波高丸の子法蓮坊は、名門の妙覚寺院に入門し「神算の法蓮坊」と謳われる英オを誇った。父の高丸から「国滅ぼし」の謎かけを受け、各地を行脚するうちにその謎を解く。そして父から通常より1周り大きく中が空洞な永楽通宝を、何枚か引き継いだ。 法蓮坊は「半将軍」と言われた権力者、細川勝元の子政元の暗殺計画に潜入し、政元を助けることで取り入ることに成功した。そして父勝元が集めた大量の銅を政元から奪い取り 「国滅ぼし」を実行しようと目論む

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    gyu-chan 2023/10/09