“冬のSIGGRAPH”と呼ばれる「SIGGRAPH ASIA(SIGGRAPHアジア)」が先月、6年ぶりに国内(神戸)で開催されました。 「SIGGRAPH」は毎年夏にアメリカで開催される、CGとインタラクティブ技術に関する国際カンファレンスです。本来は世界中の研究者や専門家が集まって研究論文を発表するというお堅い場なのですが、その中にはまるでSFや魔法かと思えるような技術もあり、ニュースなどにも時々取り上げられているほど。この「SIGGRAPH」のアジア版が「SIGGRAPH ASIA」なわけです。 最近は時代に乗って、VRやAR、ロボティクスに関する技術の発表が多いようですが、特に今年は「ハプティクス」と呼ばれる触感をフィードバックする技術でいろいろ面白いものがありました。 「ハプティクス」(またはハプティック)はインタラクティブ技術の一つで、CGやVRなどでバーチャルに作られたモノ