南アフリカに生息するニシキヘビの一種が、卵からかえったばかりのヘビに2週間にわたって寄り添っている様子が撮影され、研究者は「ほかのヘビでは子どもを育てる習性は報告されておらず、初めての事例だ」としています。 南アフリカに生息するニシキヘビの一種の巣穴の中に小型のカメラを入れて観察を続けたところ、親のヘビが、卵からかえったばかりのヘビに2週間にわたって寄り添っている様子が撮影されたということです。 アレキサンダー教授は「夜の厳しい寒さで死なないように、親のヘビが子どものヘビを温めていると思われる」と分析しています。 ニシキヘビは、種類によって生態や性格が異なると言われていますが、アレキサンダー教授は、「ほかのヘビでは、卵からかえったあとの子どもを育てる習性は報告されておらず、初めての事例だ」としています。