【沖縄メディア】なぜ「八重山日報」は沖縄本島へ進出したか 八重山日報編集長・仲新城誠 ※この記事は、「反基地」路線の地元大手2紙が君臨する沖縄本島に今年4月、石垣島から進出し、いきなり2千部超を獲得した日刊紙「八重山日報」の編集長による奮闘記『偏向の沖縄で「第三の新聞」を発行する』(仲新城誠著、産経新聞出版刊)の第1章「なぜ私たちは本島へ進出したか」から抜粋しました。ネットでのご購入はこちらへ。 「沖縄本島に殴り込みをかけてほしい」 ここ数年、私たちは、名もない多くの人たちから熱いラブコールを受け取っていた。 「沖縄タイムス、琉球新報に対抗する『第三の新聞』が必要だ」「沖縄本島でも八重山日報を出してほしい」「沖縄の閉塞(へいそく)した言論空間に風穴を開けるべきだ」-。 沖縄の内外で切実な声が高まっていると感じたが、私たちは離島の八重山諸島でさえ一日一日の新聞づくりに苦戦している。ましてや広