次期戦闘機について、異例の共同開発を早ければ来週にも発表する方向であることが分かりました。 関係者によりますと、防衛省は航空自衛隊のF-2戦闘機の後継について、イギリス・イタリアとの初めての共同開発に向け、最終調整に入っていて、早ければ来週にも合意を発表する方向です。 共同開発により、コストやリスクを減らすのが狙いで、日本からは三菱重工業が参加し、2035年ごろの導入を目指します。防衛省は当初、アメリカとの協力を想定していましたが、「改修の自由度」を求める日本側との交渉が難航していました。 政府は、次期戦闘機をイギリス・イタリア以外の第三国に輸出することを可能にすべく、「防衛装備移転三原則」の運用指針の改定も検討しているということです。