株式公開(IPO)準備中の米VMwareは7月27日、Cisco Systemsによる出資を発表した。出資額は1億5000万ドル。Ciscoは、VMwareの発行済み株式数の約1.6%を所有することになる。 Ciscoが取得するのは、1株当たりの議決権の少ない「クラスA」株式。このため、Ciscoが所有することになる議決権は1%以下だが、将来的には、Ciscoの幹部をVMwareの取締役に任命することも検討中だという。 両社では、共同開発やマーケティングなどでの提携強化も発表。Ciscoのネットワークインフラ上でのVMware仮想化製品の採用促進を目指すとしている。 VMwareへは、既にIntelが出資を決めている。 関連記事 仮想化サービス市場、2011年には117億ドル規模に――米調査 今後、仮想化技術が普及するにつれ、サービスの主流は「導入サポート」から「コンサルティング」に移行す
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