早野龍五さんがツイッターで発信してこられた情報は、 他の科学者の方々の書籍や論文、ツイッターやブログと同様に、 これまで参考にさせていただいてきました。 この本は、早野さんの活動の記録をまとめたものとして役立ちます。 でも、対談相手の糸井重里さんが話を聞く姿勢には、 根本的な疑問を感じざるを得ませんでした。 「大切な判断をしなければいけないときは、必ず科学的に正しい側に立ちたい」 というコピーが帯になっています。これは、糸井重里さんがこの本の序章でも 「まず言っておきたいこと」と銘打って第一に表明されている言葉です。 糸井さんの「基本的スタンス」だというこの言葉に、正直すごく違和感を覚えました。 科学的に誠実に考えれば考えるほど、何が科学的に絶対正しいかなど、 言い切れないことがほとんどなのに、と。 科学的な研究にも、そこから導かれる結論にもいろいろあります。 問題のどこに焦点を当て、どん
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