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ブックマーク / takahito.hatenablog.com (13)

  • Uberは単なるタクシーの代替じゃないし、AirBnBは単なるホテルの代替じゃない。 - 以心伝心記

    Uberのもたらす共有経済の底力を思い知ったのは、当に偶然の出来事がキッカケだった。 最初は普通のアジア系移民のドライバーだと思っていたのだけど、その人は実は発話障害者だったのだ。彼のジェスチャーでようやく理解したのだけど、機敏な動作や対応のスムースさで最初は全く分からなかった。 そして無事自宅まで送り届けてもらって降車して....という最後の最後まで、彼は完璧だった。つまり発話に問題があるハンディを跳ね返してさらにお釣りが来るレベルで彼のサービスは素晴らしかった。 カリフォルニア州のタクシーライセンスはよく分からないのだけど、移民で発話障害があるのはかなりハンディになるのではないだろうか? でも、考えてみれば Uberのドライバー品質管理は凄く厳しいのだから(レーティングが下がるとドライバーの資格を失う)、免許制度のレギュレーションは別にして、彼はそのハードな(Uberのメカニカルな)

    Uberは単なるタクシーの代替じゃないし、AirBnBは単なるホテルの代替じゃない。 - 以心伝心記
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    ha4me 2014/06/29
  • Telepathy Oneは世界を変えられるか? SoftBank World特別講演より(前編) - 以心伝心記

    NAVERまとめにSoftBank World特別講演の内容が非常に正確に書き起こされていました(井口尊仁が「テレパシー」を作っている理由--なぜいまウェアラブルか【全文】)。実に素晴らしいなあと思ったのですが、せっかくなので一部ニュアンスのお伝えしきれなかった部分を補足しながら再録してみました。 __ こんにちは!「Telepathy」(テレパシー)の井口です。こんな非常に素晴らしいカンファレンスにお呼びいただいて大変緊張しています。日国内の公開の場ででTelepathyについてちゃんと話するのは今日が初めてです。Telepathyが生まれた背景、そしてこれからどのように広まるのかをお話ししたいと思います。 さて、これが我々が開発しているTelepathy(テレパシー)です。ウェアラブルといってもいろいろなスタイルがあって、首にかけるもの、時計、指輪、メガネなどなど。Telepathy

    Telepathy Oneは世界を変えられるか? SoftBank World特別講演より(前編) - 以心伝心記
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    ha4me 2013/07/27
    Wearable Device
  • enchantMOONとTelepathy One - 以心伝心記

    週末、Amazonで買ったばかりの OLYMPUS E-PL3 のオフ会で蔦屋代官山に出かけた。実はそこでenchant moonの予約会があったというのも代官山に出かけた理由のひとつだった。 会場は整然としていながらも待ち行列いっぱいで、なんとかギリギリ最後のデモ回に間に合った。そこで待ち受けていたのは、僕の想定を完全に超えた素晴らしい未来志向のデバイスだった。 enchantMOONは、ある意味スティーブ・ジョブズの"呪縛"を断ち切る、最初のスマートデバイスかも知れないと感じた。何しろ、それは起動の段階からまるでゲームのインストラクションの様に流れるようなガイダンスがテンポよく始まる。 そして、その画面は全てがブラックアンドホワイト。「黒に白」なんて、ある意味非常にアナクロな世界が目の前で繰り広げられているのに、現実には2001年宇宙の旅に登場するかのような未来感バリバリのデバイスなの

    enchantMOONとTelepathy One - 以心伝心記
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    ha4me 2013/05/29
  • テレパシーは健全な競争を心から歓迎します!(サンキュー グーグル) - 以心伝心記

    SXSW 2013 Interactive でのTelepathy Oneのお披露目を済ませ、毎日大変多くのフィードバックを頂いているのですが、ここだけの話、最大のリアクションはグーグル社(グーグルプレックス)へのご招待でした(!!!)。光栄にも Google Tech Talk での講演依頼を頂いたのですが、それは Business Insider での記事「Google Glass Already Has A Competitor With A Sleeker Design」が反響を呼んだからのようです。 「グーグルグラスにテレパシーという競合があるらしい、ぜひ話を聴いてみよう!」という話の流れ、流石Googleですね。もちろんとっても有難いお話で、早速僕は喜び勇んでマウンテンビューに駆けつけたのですが、、、、、、とても残念ながら Tech Talkへの参加 は直前で取り止めになりま

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    ha4me 2013/03/26
  • 新年の伊勢丹新宿本店でウェアラブル・コンピュータを考える。 - 以心伝心記

    今日は初売り二日目のセールを狙って新宿の伊勢丹店と伊勢丹メンズ館に出かけました。そこではお目当ての財布を探しつつ、日頃気になっているメガネと時計も併せて眺めていました。そこで想ったのですが、それぞれいずれもイノベーションが長期間停滞しているのですね。 財布は単にアナログのお金を納めるだけ。メガネはほぼ視力矯正のため。時計は基的に時間を知らせるだけ。いずれも造形が退屈だし(基的なフォルムに変化がない)、機能も変わり映えせず(デジタルの時代に至ってから何か変わっただろうか?)、新しい提案は微小な範囲に留まったまま(いずれの産業も先細り基調)、そこから新産業が新たに興る様なムードは限りなく少ない気がします。 ご存知のように、お金はドンドン変わっています(モバイルの用途の多くは消費と関係しています)。人の視界を巡っては日々物凄い争奪戦が繰り広げられています(ディスプレイが極小化すれば、それは

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    ha4me 2013/01/04
  • メーカーズの魂 - Big Idea , Big Picture で新しいインダストリーを創ろう。 - 以心伝心記

    週末、渋谷でたまたま面白いプロダクトを見つけました。 インターネットから生まれたカメラ、軽量で、コンパクトで、簡単操作で、ノスタルジックなスクエアサイズの写真が撮れるカメラ。実際に取られた画像も映像も(動画も撮れるのですね)非常に独特の色合いと味わいを持った素敵な質感をもたらしています。素晴らしい!と、思いかけたのですが、現物を手にとった時に猛烈な幻滅が押し寄せました。 透明プラスティックでサンドイッチされたパッケージは夏祭の屋台で販売している印象です。ボディは繋ぎ目と留め具がはっきり分かる上に金色のキーホルダー(量産品の流用なのでしょうか?)が、オブジェとしての品が質低いことを明瞭に物語っています。 アクセサリーとして身に着けたくなくなる金色のキーホルダー。すべてが台無しです。いくら安価で求めやすいガジェットと(3,000円台)はいえ、途端に物欲が去ってしまいました。なんだか作り手に馬鹿

    メーカーズの魂 - Big Idea , Big Picture で新しいインダストリーを創ろう。 - 以心伝心記
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    ha4me 2012/12/25
  • メーカーズ精神の本質 - 以心伝心記

    来週のメーカーズ講座に向けて、自分なりにアイデアを整理しておきたいと思います。先ず、クリスアンダーソン訪日時の取材記事にもあったのですが「なぜメーカーズ精神とスキル」を持っている若者が大企業を選択するのか?ですが、これはメーカーズを考える上で(特に日国内で!)コアな問題をあぶり出している様に感じます。 なぜなら、普通に考えると「資、信用、人材、知財、生産力、流通、設備、組織力」など揃っている方が有利と考えるのが当然だからです。ですが、今、少しずつ見えて来ているメーカーズの動きは、むしろ「大きな資産を持っている方が弱い。何も持っていない方が強い」という避け難い現実を突きつけつつ有ります。たとえば、書籍出版を例に挙げてみましょう。普通に考えると、編集スキルとネットワークを有するスタッフを大勢揃え、印刷会社と有利な付き合いをしており、書籍流通との強力なパイプを持ち、書店でも良い扱いを受けられ

    メーカーズ精神の本質 - 以心伝心記
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    ha4me 2012/11/29
  • 時代を変えるのは、いつも素人のバカ野郎だと思う。 - 以心伝心記

    パーソナルメーカーの時代は確実に来るだろう。その直感には根拠がある。 1980年代に自分が(お仕事で)触っていたコンピューターはいわゆるメインフレームコンピュータで、個人がプログラミングしたりネットワーキングしたりといった行為は悪ふざけとかお遊び、悪くすると反社会的な行為と看做されていた。 例えば小学校に上がる前の子供でもスレート型のパーソナルコンピューターを使ってワイアレス・ネットワークを通じて、まさに世界規模のソーシャルネットワークにアクセス出来る。 そして、そんな環境は単なる夢想でしかなかった(それが夢想であったこと自体嘘の様だ)。でも、情報のエコノミーのみに制約されていると思われがちな、"民主化と個人的自由の拡張"は物質的なエコロジーのなかでこそ威力を発揮するだろう。 創造的な個人が新しい表現メディアを自由自在に作れる環境や、創造的なチームが新しいビジネスシステムを既成概念に囚われ

    時代を変えるのは、いつも素人のバカ野郎だと思う。 - 以心伝心記
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    ha4me 2012/11/25
  • "アトムからビットへ!"は、もう古臭い考え方なのかもしれない。 - 以心伝心記

    インターネット誕生からスローガンだったのは、"アトムからビットへ!"だったはず。 それがどうして物凄く面倒かつ、足腰が重くて不用意な不良債権を抱えかねないモノ作りに向かっているのか?そこには幾つかの人それぞれの入り口が有りそうです。 例えば、こういうインスピレーションが多くの起業家の脳内に発火しているのではないか?というのを幾つか書き出してみます(個人が利用可能なファブリケーション環境の成熟やキックスターターなど個人向けファイナンスの仕組みの充実などは、クリスアンダーソンの名著「MAKERS」にお任せします)。 ①自分の方がもっとうまくやれるのではないか? 発明家気質の起業家に限らず、日常生活で様々な家庭製品を触っていて「あれ?なんでこうなってるの?」「どうして、こういうことができないの?」ってイライラする事は多いですね。ネットベンチャーの人、ネットサービスの企画者や開発者はインターネット

    "アトムからビットへ!"は、もう古臭い考え方なのかもしれない。 - 以心伝心記
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    ha4me 2012/11/19
  • もしかすると、みんなもうITに飽きているのかも知れない - 新しいメーカーは新しい人間が作るだろう - 以心伝心記

    11/15のTechCrunch Tokyoで強く感じた事。もしかすると、みんなもうITに飽きているのかも知れない。 今回のスタートアップ・バトルでも大きな評価を受けたのは乗物でした。もはや多くの人たちがソーシャル何とかやクラウド何とかに飽きかけている兆候ではないでしょうか?物のパイオニア精神が、既にソフトウェアの重力圏から飛び出そうとしている気がします。 ソーシャルネットワークでは、facebookの創出した生態系が世界規模で多くを覆ってしまいました。このままでいくとO2Oのリアルワールド系システムもそのまま持って行かれるかも知れません。 一方「物作り」は、例えばアンドリーセン&ホロビッツや500スタートアップス、あるいはYコンビネーターなどは意識的に避けています。あるいは避けざるを得ないモデルで動作しています。 ハードウェアは時間が掛かるし、リスクも高いから避けた方が良いとずっと言い

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    ha4me 2012/11/19
  • 新機能を開発するのではなく、新しい習慣をデザインしよう。 - 以心伝心記

    のスタートアップに欠けていること 今日は渋谷のFactoryでPicoTubeやCrowdnest、ボンノウやワンダーシェイクのファウンダー達と語り合う機会があった。アイデアとイメージが豊富な皆と製品に付いて熱く語り合える貴重な機会だ。彼らの製品は、グローバルに送り出しても充分に輝くことのできるポテンシャルを有している。 けど、(今日に限らず)常に懸念なのはマーケティングアイデアがまだまだ足りないんじゃないか?ということだ。それは販売促進云々とか、リサーチがどうこうと言うよりは、それらの製品を通じてどういう価値観が生活様式の中に浸透して行くのか?の深く鋭い洞察の有無だ。 これからの製品はテクノロジー単体の状態よりも、もっと人の生き方や行動スタイルに鋭く切り込んで行く必要があるのでは無いだろうか? 僕自身、アプリケーションはもはや単なる機能の提供であることでは飽き足らなくなっている。それ

    新機能を開発するのではなく、新しい習慣をデザインしよう。 - 以心伝心記
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    ha4me 2011/12/05
  • SXSW 2012 で最も成功するプロダクトになる為に... - 以心伝心記

    今週金曜からスタートするSXSW2012作戦会議(仮称)ですが、毎年いったい何がSXSWのトレンドになるのか?は速くから話題になります。2011でも当然盛り上がったのですが、今年の行方を占う意味でも三つのトレンドを軸に最近のニュースをピックアップしてみます。 1)セレンディピティツールの台頭を見よう 情報探索のプロセスが変化する事。これはグーグルそしてフェイスブックというネットの胎動を見続けている限り見過ごせない大きな変化です。特にクラウドの充実とスマートフォンの普及は、このプロセスをさらに押し進めています。グーグルのマレッサメイヤーが頻繁に口にしている「セレンディピティ」。これは「偶然の発見でありながら自分にとって喜びの有る情報エンカウンター」を指します。この分野をどんなアプローチで攻めるのか?大きな目玉になりそうです。 iOS執事のAlfred、レストランのおすすめは偶然から http

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    ha4me 2011/11/17
  • シンプリシティの法則 - 以心伝心記

    複雑さはアイデアの未整理を現している ColorもPathも、実は思ったよりずっと良く出来ている。質的なアイデアは良い。実装レベルも高い。デザインも、それ相応の完成度。撮影イメージをいかに意味を伴って集められるか?さらにそれらといかにエンカウンター出来るのか?をよく考えたデザインだと思う。 でも、撮影イメージに適切な意味を持たせる事、そしてそれらに効率よくエンカウンター出来ることに到達出来てない。恐らく、問題は情報の「量と質」の双方にあると思われる。 イメージの保存と、それとのエンカウンターに於ける「質と量」を解決するべき方法は実は案外簡単に思える。それには、アプリケーションが提供する体験性を極限まで簡単にすることでしかなし得ないのではないか? そこには非常に簡単(シンプル)な"原理原則の欠如"がある。利用者のデザイアーに忠実である事と、それを利用者同士の満足にまで拡げるには"原理原則"

    シンプリシティの法則 - 以心伝心記
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