今回は大原けいさんのブログ『BOOKS AND THE CITY』からご寄稿いただきました。 悲しいことにアメリカで日本のマンガは広がらない 今まで毎年、別々に行われていた『ニューヨーク・アニメ・フェスティバル』と『コミコン・インターナショナル』が今年から合同開催になった。 『ブック・エキスポ・アメリカ』のときもそうなのだが、いつもこういうコンベンションがあると、アポをとってマンガ関連の編集者や版権担当者と会うが、一般客が入れない平日に済ませたり、ランチついでにアポの相手にミッドタウンまで来てもらったりしていたので、毎年“行っている”といっても、コンベンションそのものを体験していたとは言いがたいのだった。それが今年からは大規模になるというので、んじゃ、どんな人たちがどのくらい来ているのかな、と思って最終日の昼間に出かけてみた。 もうね、圧倒されました。3日間ののべ入場者数は9万5000人だ