ベビーシッターについては、サービスを提供する事業者を規制する法律や、個人がベビーシッターになるために必要な資格はなく、サービスの質や教育は事業者に委ねられているのが現状です。 厚生労働省によりますと、事業者がベビーシッターのサービスを提供をする際、自治体に届け出を行ったり、公的機関が審査を行ったりする制度はないということです。 このため、国ではベビーシッターの事業者や利用者の数、それにどのようなサービスが提供されているのかについて詳しく把握していないということです。 また、個人がベビーシッターになるために必要な試験や資格はなく、サービスの質や教育は事業者に委ねられているのが現状だということです。 こうしたなか、国では平成27年度から始まる新しい子育て支援制度の中で、ベビーシッターを新たに「居宅訪問型保育」事業として位置づけたうえで、市町村が一定の基準を満たした事業者を認可して、指導を行うこ