全国でインフルエンザの流行が広がっていて、今月20日までの1週間の推計の患者数は約213万人に達するとともに、47すべての都道府県で警報レベルを超えました。厚生労働省は、今後、さらに患者が増えるおそれがあるとして、手洗いやマスクの着用など予防を徹底するよう呼びかけています。 ここから推計した全国の患者数も前の週より50万人ほど増え、約213万人となりました。 都道府県別の1医療機関当たりの患者数は、多い順に、愛知県が81.86人、埼玉県が70.03人、静岡県が69.42人、茨城県が68.05人、福岡県が67.18人などとなっていて、今シーズン初めて47すべての都道府県で警報レベルを超えました。 検出されているウイルスは、10年前に「新型インフルエンザ」として世界的に流行したH1N1型と呼ばれるタイプが全体の6割を占めているということです。 厚生労働省は、今後もさらに患者が増えるおそれがある