9月20日、種子島宇宙センターにて、宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)2号機の曝露パレットにNASAの物資を搭載する作業が行われました。 今回、曝露パレットに搭載されたNASAの物資は、カーゴ輸送コンテナ(Cargo Transport Container: CTC)とフレックス・ホース・ロータリ・カプラ(Flex Hose Rotary Coupler: FHRC)です。 CTCは、小型の軌道上交換ユニット(Orbital Replacement Unit: ORU)を収容して、国際宇宙ステーション(ISS)船外に保管するためのコンテナです。FHRCは、ISSのS1トラスおよびP1トラスに設置されている、放熱用ラジエータ回転機構(Thermal Radiator Rotary Joint: TRRJ)を構成するORUのひとつで、回転するラジエー
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、このたび財団法人日本産業デザイン振興会が主催する2010年度グッドデザイン賞(Gマーク)にて「グッドデザイン賞ベスト15」を「きぼう 日本実験棟」で受賞しました。 「グッドデザイン賞ベスト15」は平成22年11月10日(水)に選出される大賞の候補となります。 「きぼう」日本実験棟は、日本、米国、ロシア、欧州、カナダの世界15ヵ国が協力して地球周回軌道上に建設する国際宇宙ステーションの施設の一つとして1985年から計画がはじまりました。当時日本には人工衛星やロケットを開発する技術はありましたが、地上から隔絶された極限の宇宙環境において宇宙飛行士の生命を守り、安全で快適な実験・作業空間を提供することは日本初めての取り組みで、開発に関連した企業は650社におよびました。2009年に完成した「きぼう」は、地上からの管制により「きぼう」の安全を維持しながら、地上で
◇画廊列車運行 松本零士さんの愛弟子・板橋さんの作品展示 上信電鉄高崎-下仁田駅間を走る「銀河鉄道999号」に10月17日、日本アニメ界を代表するメカデザイナー、板橋克己さんが描いた宇宙船などの作品が展示される。板橋さんはアニメ「銀河鉄道999」原作者の松本零士さんの愛弟子。沿線住民らで組織する「銀河鉄道999号を走らせよう!実行委員会」が経営に苦しむ同社を支援しようと「画廊列車」を企画した。 「999号」の車体や天井には、アニメに登場する「メーテル」や「鉄郎」などのキャラクターがラッピングされている。メンバーが懇意にしている松本さんの協力で運行され今年で2周年。実行委は「松本さんの世界と板橋さんの宇宙船群との夢のコラボレーションが実現した。この機会にぜひ乗車して」と呼び掛けている。 画廊列車は午前9時57分高崎駅を発車。乗客15人に展示作品がプレゼントされる(希望者多数の場合は抽選)。
宇宙航空研究開発機構は29日、小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルなどの部品を10月14〜18日の5日間、名古屋市科学館(同市中区栄2の17の1)で一般公開すると発表した。 カプセル本体やパラシュート、大気圏突入時に高温からカプセルを守った耐熱性の外殻の模型などを展示する。 入場は無料だが、各日午前9時から観覧整理券を配布する。詳細は同館ホームページ(http://www.ncsm.city.nagoya.jp)から確認できる。
国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在を終えた宇宙飛行士たちによる「国際宇宙ステーション長期滞在ミッション報告会」(宇宙航空研究開発機構=JAXA=主催、京都大学宇宙総合学研究ユニット・共催、毎日新聞社協力)が15日、京都市内の京都会館で行われ、約650人の子どもたちや宇宙ファンが詰めかけた。野口聡一さん(45)ら日米露の宇宙飛行士たちの言葉に、聴衆は興味津々の様子。宇宙への探求心、夢が深まるひとときとなった。【小野博宣】 報告会に参加したのは、野口さんのほか、ジェフリー・ウィリアムズさん(52)=NASA(米航空宇宙局)所属▽ティモシー・クリーマーさん(50)=同=▽マキシム・ソレオブさん(38)=FSA(ロシア連邦宇宙局)所属▽オレッグ・コトフさん(44)=同=の各宇宙飛行士。 まず、野口さんが約5カ月半滞在したISSでの活動がビデオ上映された。無重力状態でのキャッチボールの様子や
星の誕生現場の輝き、新現象「コア・シャイン」を発見 【2010年9月28日 MPIA】 星の誕生現場である分子雲100個以上の観測で、半数以上の中心領域から中間赤外線が放射されていることが明らかになった。この現象は、分子雲の内部に存在する大きなちりの粒子によるものだ。今後この現象の観測は、深いガスとちりに閉ざされた星の誕生のもっとも初期の段階を知るための新たな手法になりそうである。 分子雲CB 244の(左)可視光画像と(右)赤外線画像。クリックで拡大(提供:MPIA) 分子雲L 183の赤外線画像、(左)分子雲の周囲にある、小さい粒のちりからの近赤外線放射をとらえたもの、(右)分子雲の中心部分に存在する、大きい粒のちりからの中間赤外線放射(コア・シャイン)をとらえたもの。クリックで拡大(提供:MPIA, J. Steinacker et al.) パリ天文台のLaurent Pagani
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月27日、今月の11日に打ち上げられた準天頂衛星みちびきが、日本のほぼ真上(準天頂)を通る軌道への投入に成功したと発表した。みちびきは米国の約30基のGPS(全地球測位システム)を補完する測位衛星で日本標準時子午線(東経135度)を軸に、日本列島から西太平洋上空を約24時間かけて8の字の軌跡を描きながら周る。早くとも、10月19日には測位情報の送信を試験的に始め、12月からカーナビなどへの実証実験を行う予定。実験の際に財団法人衛星測位利用促進センターが専用受信機を貸し出す。 一方、中国の南方日報は月周回衛星「嫦娥2号」が10月1日に打ち上げられる可能性が高いと関係者が語っていることを伝えている。10月1日は中国の建国記念日に当たる国慶節。中国は同日に打ち上げることで国威の発揚を高めることを狙っていると見られる。嫦娥2号は月面に近づき、撮影を行う予定。日本
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