つくば市の名物の一つである気象研究所の気象観測用鉄塔(高さ213m)が撤去される事になった、というニュースは暫く前に聞いていた。数週間前に、撤去のためのクレーンが鉄塔の頂上付近に付いている事に気付いた。撤去作業はいつから始まるのか気になっていた。今日見ると、高さ200mにあった観測アームが消えていた。いよいよ撤去が始まった。 気象研に向かって散歩しながら、鉄塔の写真を撮って行った。近づくにつれて、取り外した部材がクレーンに吊り下げられており、撤去作業が進行中である事が分かった。その部材がクレーンで下まで降ろされる状況を眺めた。下に、時間順に写真を掲げる。 青い空と白い雲を背景に鉄塔を眺めていると、空に吸い込まれるような、サイズの感覚が無くなるような気がしてきた。そして、加藤登紀子さんの『この空を飛べたら』(中島みゆき作詞作曲)を思い出した。
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