【2011年4月21日 京都大学】 人工衛星などに影響を与える恐れのある太陽フレアやコロナ質量放出の発生原因に、太陽プロミネンスのバブルが大きく関わっていることがわかった。これは宇宙天気予報を発達させる上で大きな手がかりとなると考えられる。 プロミネンス中のバブルの観測とシミュレーションの比較。黒っぽい部分がバブルで、時間が経つにつれて上に昇って行く様子がわかる。クリックで拡大(提供:国立天文台/JAXA、T. Berger et al) プロミネンス周辺のコロナとコロナ・キャビティの様子。左図の黒い破線で囲まれた領域がコロナ・キャビティ。右図は左図の白い四角で示されたプロミネンス領域を表しており、「Fig.2」の白枠で囲まれた黒っぽい領域がバブルを表す。クリックで拡大(提供:国立天文台/JAXA、T. Berger et al) 太陽プロミネンス(紅炎)とは皆既日食の時などに太陽の縁から