「ロケットかミサイルか」の次は、メディアの関心は公開された人工衛星「光明星3号」に移ったのだが、ロケットに続いて、衛星でも疑問符が付く報道が目立った。 ○人工衛星はハリボテか? 公開された光明星3号は、現地からの報道によれば、大きさは50×50×100cmほど、重さは100kgだという。Googleで画像検索をするといろいろヒットするが、人間の身長と比べてみても、大きさは大体そんなもんだろう。重量は、一辺50cmの超小型衛星が大体50kg前後なので、それが2個分と考えると特に不自然さはない。 問題は、北朝鮮がこれを「実用衛星」と称していたことだ。メディアの興味はここに集中。記事では、「100kgでは小さすぎる」だの「クリーンルームに入ってないから偽物」だの、いろいろな理由を持ち出して「あれはハリボテ」「実用には堪えない」などと断定していた。 では、本当に光明星3号は実用衛星ではないのだろう
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