宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)は、7月3日から第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)による地球の観測を継続してきました。 マイクロ波放射計が観測した北極海の海氷データを解析した結果、今年の海氷面積は、8月24日に421万平方キロメートルに縮小し、それまでの観測史上最小記録を更新しました。海氷面積はその後も減少を続け、9月16日に349万平方キロメートルを記録しました。北極域は、すでに気温低下が始まっており、結氷に伴い海氷面積も増加へと転じていることから、9月16日の面積値がこのまま今年の最小値(観測史上最小記録)になるとみられます。
(CNN) 現役を引退した米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「エンデバー」は19日、改造ジャンボジェット機の背に乗ってフロリダ州のケネディ宇宙センターを飛び立ち、米大陸を横断して経由地のテキサス州ヒューストンに到着した。 出発は悪天候の影響で当初予定よりも2日ずれ込んだが、この日は各地で大勢の人が空を見上げ、エンデバーの最後の飛行を見守った。 20日は夜明けとともにヒューストンを発ち、テキサス州エルパソでの給油を経て、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地に到着。21日にサクラメントやサンフランシスコなど同州北部の上空を通過した後、最終目的地のロサンゼルスに到着し、同地のカリフォルニア科学センターに展示される。 飛行中は地上からその姿がよく見えるよう、何度も約1500フィート(約450メートル)まで高度を落とす。NASAは見物人に、エンデバーを見たらインターネットの「ツイッター」で報
国立天文台は9月19日、野辺山太陽電波観測所の「電波ヘリオグラフ装置」による太陽面全体の活動状況の観測と、名古屋大学(名大)太陽地球環境研究所の「惑星間空間シンチレーション法」による太陽風の速度の観測の2つの長期間データを比較することにより、太陽の高緯度の活動と惑星間空間の活動が大きく関係していることがわかってきたと発表した。 太陽を取り巻く惑星間空間には、太陽から吹き出す太陽風で満たされており、その構造は太陽風によって決まる。野辺山太陽電波観測所では、1992年より電波ヘリオグラフ装置(画像1)を用いて、長期間の太陽の電波撮像観測を継続中だ。 同装置は口径80cmのパラボラアンテナ84台を、東西490m、南北220mにわたって配置した「電波干渉計(電波望遠鏡)」で、周波数17GHzで太陽全面の電波強度の分布を観測することができる。 通常1秒間に1枚の画像が1日8時間連続して得られるが、そ
国土交通省は地方空港への持続可能な航空燃料(SAF)の導入促進に向けた実証事業を2024年度に始める。SAFの運搬から航空機への給油までの工程で、作業などを行う上で制度や規制面で支... マイクリップ登録する
〈参照〉 IAU Central Bureau Electronic Telegrams: CBET 3229: DWARF NOVA IN PEGASUS = PNV J23272715+0855391 (2012 Sep 14) CBET 3228: DWARF NOVA IN PEGASUS = PNV J23272715+0855391 (2012 Sep 14) 〈関連リンク〉 板垣公一さんのウェブサイト「Supernova」: http://www.k-itagaki.jp/ 星ナビ.com: 新天体発見情報 〈関連ニュース〉 板垣さんによる発見など(2012年): 2012/07/03 - 板垣さん、櫻井さんがいて座に新星を発見 2012/06/20 - 板垣さんが一晩に2個の超新星発見 2012/04/03 - 板垣さんがからす座の銀河に超新星2012boを発見 矮新星(2
去年、引退したアメリカのスペースシャトル「エンデバー」が、ロサンゼルスの博物館に寄贈されることになり、19日、専用のジャンボ機の上に載せられてフロリダ州のケネディ宇宙センターを飛び立ちました。 去年、引退したスペースシャトル「エンデバー」は、現存する4機のスペースシャトルのうち最後に建造された機体で、毛利衛さんをはじめ、3人の日本人宇宙飛行士が合わせて5回、乗り組んだことでも知られています。 「エンデバー」は、カリフォルニア州ロサンゼルスにある博物館に寄贈されることになり、19日朝、専用のジャンボ機の上に載せられてフロリダ州のケネディ宇宙センターを飛び立ちました。 飛び立った「エンデバー」は、最後の別れを告げるようにケネディ宇宙センターの上空を低空飛行したあと、およそ4時間半後に経由地となる、ジョンソン宇宙センターがあるテキサス州の空港に着陸しました。 「エンデバー」は、このあと21日にロ
ベトナムで、気象観測用の人工衛星を運用するための「宇宙センター」の建設が日本政府の支援で始まり、19日、記念式典が行われました。 ベトナムの宇宙センターは、日本政府の円借款を受けて、首都ハノイに建設されるもので、建設予定地で行われた記念式典には、およそ200人が出席しました。 国土が南北に長く海に面しているベトナムでは、台風などの自然災害が多いにもかかわらず、これまで、気象観測用の人工衛星がないために、正確な予報や注意報が難しいことが問題となってきました。 記念式典で、ベトナム科学技術院のミン院長は「ベトナムの社会発展において重要な事業だ。日本の支援に感謝している」とあいさつし、センターの完成に強い期待を示しました。 ベトナムの計画では、年内に日本企業から気象観測用の衛星の選定を行い、2017年に衛星を打ち上げる予定です。また、2機目の衛星は、日本のメーカーの指導の下、ベトナムで生産するこ
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