肝付町産の大豆が、11月打ち上げ予定のスペースシャトルで国際宇宙ステーションの実験棟「きぼう」へ向かう。3日、同町岸良の岸良小学校体育館で出発式があり、同小と岸良中の子どもが一粒ずつ「宇宙大豆」を選んで送り出した。 宇宙大豆は宇宙航空研究開発機構が選定した科学教育のベンチャー企業「リバネス」(東京)の事業。宇宙に行った大豆を地球で育てる、16道県27地域が参加するプロジェクトの一環で、宇宙や食料への興味を高めるのが狙い。 肝付町産は同社で10粒程度に絞られ、ディスカバリー号に搭載。「きぼう」で過ごし、5月に出発した第1陣の大豆と一緒に2011年2月にエンデバー号で帰還する予定。6月ごろ同小に植えつけ、11月に収穫してみそ作りなどに使う。 大豆は、同町新富の農業福留逸夫さん(69)が育てる「フクユタカ」という品種。集まった児童生徒24人は健康な大豆の見分け方を教わり、約1キロの中から丁
南種子町の種子島宇宙センター内にある竹崎海岸で、夏限定の無料サーフィン教室が開かれ、好評だ。地元の愛好家が、多くの人に波乗りの魅力を知ってもらおうと企画。初心者サーファーは、ロケット発射場を望む絶景とマンツーマン指導という二重の“ぜいたく”を味わっている。 「みなみたねビーチクラブ」(林良和代表)主催で6年目となる今季は、小学生から50代まで約40人が申し込んでいる。今季2回目となった24日は、陸でボードの乗り方や注意点を学んだ後、海に出て波乗りに挑戦。休憩時間にはボランティアの指導員が華麗な技を披露し、最後に全員で海岸清掃を行った。 今後の教室は8月7、21、28日午前9時〜11時。参加者は随時受け付ける。自力で泳げることが条件。保険料は高校生以上1600円、中学生以下600円。参加希望日の前日までに林代表=0997(26)0253=へ連絡する。
鹿児島人工衛星開発部会(部会長・西尾正則鹿児島大教授)は10日、5月21日の打ち上げから続けてきた鹿児島人工衛星(KSAT)の追跡を終了した。2カ月間の運用を目指したが、目的の水蒸気観測はできなかった。同部会の予測では、KSATは14日に大気圏に落下し燃え尽きる。 同部会は、北米航空防衛司令部(NORAD)の情報から飛行経路を予測し、追跡していた。NORADが7日、落下を予想し情報を更新しなくなった8日以降も、「落下が確認された訳ではない」として追跡を続けていた。 その後、協力する東北大とこれまでの情報などから飛行コースをあらためて分析した結果、落下は14日と判断。精度の高い軌道計算ができないとして9日、追跡を10日に終了することを決め、文部科学省に報告した。 KSATは、同大や地元企業が中心になって開発した1辺10センチの超小型衛星。金星探査機「あかつき」に相乗りして種子島宇宙セン
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