【ニューヨーク=座波幸代本紙特派員】ニューヨークの国連本部で開催中の第17回先住民族問題フォーラムは19日の会議で、琉球民族独立総合研究学会の東新川藤佳さん(米カリフォルニア在、パシフィカ大学院大学学生)が声明文を発表した。 国連先住民族フォーラムに参加中の琉球民族独立総合研究学会のメンバーや各国からの参加者ら=4月19日、米ニューヨーク 沖縄の人々が直面する問題として(1)米軍基地が女性や子どもたちへの性的暴行や教育環境の脅威を引き起こしている(2)琉球民族の遺骨が未返還となっている(3)安倍晋三首相が琉球国が独立国だったことを否定する発言をした-ことの三つが、「先住民族の権利に関する国際連合宣言」に反しているとして、政府に直ちに是正するよう求めた。 一方、同会議に参加していた日本政府代表は声明文に対し、県内の一部のグループが「沖縄の人々は先住民族だ」という主張をしているが、県内の地方議
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